和歌山市内での雅楽演奏会の案内をいただきました。今年が19回目の開催となり、和歌山市の文化事業としてすっかり定着しています。この定期演奏会のために半年前から曲目を決めて練習を行っていると聞きました。雅楽を習い始めて定型的な演奏会に出られるまでに5年から6年は必要とするようです。入場券を買ってもらって来てもらう演奏会に出演するには、更に年数を必要とするようです。「お金をいただいて演奏するのはアマチュアだとしてもプロレベルの演奏が必要です。お金を支払ってもらって聴いてもらうのですから半端な演奏会では申し訳ないので、練習段階からプロ意識を持たせるように指導しています」と話してくれました。
お金をいただいて聴いてもらうのだからアマチュアレベルの演奏では駄目、という意識で練習しています。指導者のプロ意識が団員に伝わりますから、毎年高いレベルの演奏会になっています。雅楽の音色は聴く人が聴くとそのレベルが分かるので、いい加減な練習はできないと話してくれました。「レベルを合わせること、それも高いレベルに合わせることを目指しています」ということです。
どんな分野のことでも言えることですが、同じレベルの人を集めると、そのレベルで落ち着いてしまいます。そこに高いレベルの奏者に加入もらうことで全体のレベルが上がります。レベルの上の人に入ってもらって練習をすることで、奏者はその人のレベルが分かるため、「そのレベルに持っていこう」と意識が高まっていきます。各人が意識することで全体のレベルが高まっていく、そんな循環になることが組織として目指すべきことです。
主催者から、雅楽演奏会に向けて今までよりもレベルを高めていることが分かる話を聞かせてもらいました。毎年の雅楽演奏会が楽しみなのは、それぞれの奏者がレベルアップを図っているからです。
和歌山雅楽会は和歌山県が誇る文化団体だと思っています。
和歌山市内のK保険代理店を訪問したところ、従業員さん全員が立ち上がって笑顔で迎えてくれました。
「片桐さん、来てくれたのですね」と飛び切りの笑顔で迎えてくれて「社長は外出して不在なのです」と伝えてくれました。「今日は皆さんに挨拶に伺いましたから大丈夫ですよ」と答え、しばらく懇談の時間をいただきました。今日、同行してくれた方も「この会社の印象はとても良いですね。全員が笑顔で応対してくれていますし、片桐さんのことを応援してくれる感じが表れていました」と話してくれたほどです。
この会社の皆さんの笑顔と親切な応対に感謝しています。
移動してW社を訪問したところ常務取締役が迎えてくれました。「片桐さん、こちらから挨拶に伺わないといけないのに」と特別の笑顔で迎えてくれました。「できることは何でもやりますから言って下さい」と話してくれたように信頼関係でつながっていることを嬉しく思います。
またK福祉施設を訪問しました。そうすると代表が迎えてくれました。「片桐さん、これからまだまだ応援しますから」と話してくれました。日頃から交流させてもらっている中で県政の課題を伝えてくれているので都度、応対しているところです。ここでも信頼関係があることから「しっかりと応援しています」と歓迎してくれたことに感謝しています。
食品販売のAさんは事故に見舞われて約3年、お店を休業していたのですか、回復して営業を再開しています。営業していたので訪ねたところ「片桐さん、来てくれたのですか。リハビリをしていますが、今も辛いです。以前のように体が動かないので大変です」と話してくれながらも、僕のことを覚えていて丁寧に応対してくれました。
頑張っている皆さんと会うことで元気をいただけます。