活動報告・レポート
2019年1月19日(土)
宝塚歌劇ツアー
宝塚歌劇ツアー
宝塚歌劇ツアー

片桐あきひろ後援会で「宝塚歌劇観劇バスツアー」を開催しました。元宝塚歌劇の森央かずみさんにもバスに乗車していただき、車中で宝塚観劇のための解説をしてもらいながらツアーを進めました。僕も宝塚観劇は初めてのことなので鑑賞のための参考になりました。

今回は星組の公演で「霧深きエルベのほとり」とスーパーレビューとして「エストレージャス〜星たち〜」でした。「霧深きエルベのほとり」は鑑賞しながらとても感動しました。

シーンは楽しくて笑いがある展開で、途中からシリアスの場面へと展開、最後は感動の涙になるシーンの連続でした。出演者はセリフとダンス、そして歌で内心を表現してくれたので、セリフと内心の違い、葛藤が手に取るように分かりました。今日の主演男性役スターは「紅ゆずる」さんで、見事に主役のカールを演じていることに感動しました。心が弾むときの歌声、悲しみを表現する時の歌声の違いは見事で、心が表出しているので感情移入してしまうものでした。

森央さんは宝塚歌劇を鑑賞することは「心に水を入れるようなもの」と表現してくれたのですがピタリとあてはまる表現だと思いました。日常活動の中で心が乾く日もありますが、宝塚歌劇は乾いた心に水を注いでくれるような感覚があり、心が満たされていくものでした。それを感じられるのはストーリーの展開にあります。日常生活の楽しさ、仲間と一緒にいる時に出てくる笑い、困難との遭遇と葛藤、それを解決するための決断と、決断に基づく解決しようとする行動、そして相手のことを思って自ら身をひくことを決断した悲しさ、そして旅立ちへと展開していきます。

宝塚歌劇ツアー

私達が日常生活で体験することもある内容を非日常的な要素を加えて物語に仕上げ、それを俳優たちが体全体で見事に演じてくれています。物語の基本は歌とダンスで内心を私達に伝わるように表現してくれるのですから感動です。

事前に森央さんから「涙が出る場面がありますからハンカチの用意が必要です」という話があったように、後半はそんな場面が連続しました。人が生きているために必要な、日常の中での笑いと励ましの拍手、そして感動の涙が全て物語の中に盛り込まれています。

これら屈託のない笑顔、励ましの拍手、そして感動の涙は私達の生活に必要なものですが、度々訪れてくれるものではありません。だから私達はそれらと出会うことを待っているのです。宝塚は私達が欲しているそれらの要素を全て盛り込んで表現してくれるのです。

宝塚で感動をもらったことは、明日からの活動の糧になるものです。

また森央さんから「宝塚の受験生は毎年約1,000人あります。合格者は40名ですから狭き門です」と話してくれていたので、出演者の演技を見ることだけでも感動しました。競争を勝ち抜いてあこがれの舞台に今立っている。その喜びを体全体で表現しているように感じたからです。好きなことをやっている彼女達は「やらされている」のではなく「好きなことを表現している」ので、物語、歌、そしてダンスの見事さ以前に、その姿に感動します。

宝塚歌劇ツアー

舞台の隅で踊っている人達も才能豊かで夢と情熱をもっている人ばかりですから、拍手で応援したくなります。一つの夢を叶えて、夢の舞台に立っている。そこから次の階段を上ろうとしている姿に感動するのです。夢を持って行動している人、懸命に努力している人には誰でも拍手を贈りたくなりますし、応援したくなります。

人としてすべきことを学んだように思います。物語には笑い、拍手、涙が必要なこと。そして夢を実現するために努力を惜しまないこと。それが応援者を増やしてくれる条件になります。

参加者の皆さんから「感動しました」、「良い企画をしてくれました」などたくさんの声をいただきました。また「秋にもツアーを実施して下さい」という意見もいただきましたし、「片桐さんのミニ集会を開催したいと思います」と言って、日時を調整してくれた方もいました。こんな嬉しい企画を実施できたことに感謝しています。皆さん、本当にありがとうございます。

和歌山会議

宝塚歌劇バスツアーから帰ってから、和歌山会議に参加しました。会場の都合で今回は会員のうち40人が出席した会議となりました。議会報告と事務所開きの案内を行い交流の時間を楽しみました。

  • 若い人に政治に関心を持ってもらう方法について。「対談」や「県政を語る」ことの実施などの要望をいただきました。
  • 「私達とも気軽に話をしてくれますし、話がしやすいので身近に感じます」と意見を聞かせてもらいました。
  • 「和歌山会議に参加した時は、じっくりと私達といる時間を確保してくれていることが分かるので嬉しく思います」と話を聞かせてもらいました。

皆さんとの時間を大切に思っています。