平成31年秋に和歌山県が計画している外交史料展への期待の声をいただいています。「和歌山県でこんな貴重な明治の外交史料を展示してもらえる機会はもうないと思うので、意味のある外交史料展にして下さい」や「全国に誇れる内容に仕上げて下さい」、また「中学、高校生に会場に来てもらえるような企画にして下さい。学生が歴史から学ぶことはとても大事だからです。そのためには展示される外交史料を説明できる人を展示会場に配置して、説明できる体制を取ることが必要です」などの意見が代表的なものです。
皆さんが伝えてくれる言葉から、この企画に対する期待が高まっていることを感じています。明治外交史のスターは何と言っても陸奥宗光伯です。陸奥宗光外務大臣こそ明治外交のスターなので、和歌山県で開催されることから陸奥宗光伯にスポットを当てるべきだと考えています。和歌山市では教育副読本を作成し、「すばらしい先輩たち」と題して、「陸奥宗光伝記 明治外交界の星」が記載されています。和歌山市の皆さんは学生時代に明治外交界の星を勉強していると思うので、外交史料展で学んだことの本物の歴史に触れて欲しいと願っています。
明治の外交を知るために本物の外交史料を和歌山県で展示する機会は、二度とないかも知れませんから、県民の皆さんに見てもらって感動してもらえる、説明を聞いて郷土とわが国に誇りを持ってもらえる企画にしたいと思います。
今も心掛けていることがあります。それは言葉には矢印(→)がついて飛んでいく性質があるということです。「おはようございます」と挨拶をする時は、挨拶の対象となる相手に向かって矢印が突き抜けるように言葉を発することです。多くの場合、「おはようございます」の挨拶の言葉は相手の手前で失速してしまいます。それは言葉の矢印に力強さがないからです。相手に届けば良いと思って挨拶の言葉を発すると相手の手前で失速してしまいますから、言葉は相手を突き抜ける勢いが必要なのです。相手の体を突き抜けるような力強い矢印を持った言葉を発することが大切なことです。
言葉の矢印は、長さ、太さは自分の意思で自由自在に変えることができますから、相手に伝える言葉は太く、長く、力強く発することが大切なのです。相手を突き抜けるような言葉は相手に響きますから、相手も挨拶を返してくれることになります。もし言葉が相手の手前で失速すれば相手に届きませんから、挨拶が返ってこないこともあります。小さな言葉だと相手が「自分に挨拶をしてくれた」と思わない場合もあるからです。
言葉には矢印がついていて自由自在に操ることができるもの。そんな性質があることを知って言葉を発したいものです。
特に朝の挨拶は 太く強い矢印を持った言葉にしなければなりません。力のない「おはようございます」では相手に届きません。太く力強い「おはようございます」と言葉を発することで、相手の心にまで挨拶が届きます。
自分だけに聞こえるような「おはようございます」などの挨拶はしないで、相手に聞こえる、届く挨拶を心掛けたいものです。
言葉には矢印がある。ベクトルがあると教えてもらった人と会って話を交わしている中で「僕は以前の講義の中で紹介してくれた言葉の発し方を覚えています。このことを知って以降、実践していますから」と伝えました。
- 実家の自治会班の皆さんにお礼の挨拶に伺いました。母の仕上げを終えたことから、これまでのお礼に伺ったものです。皆さんからは「人の悪口を言わない人でした」、「親切にしてもらいました」、「困ったことがあれば頼っていました」などの生前の母の話を聞かせてもらいました。やはり思っている通りの母親だったことを嬉しく思います。 人の悪口を言わないこと。人には親切にすること。人に迷惑をかけないこと。などを実践してきた母を、改めて誇りに思います。
- 後援会の事務所開設などについて話し合いました。事務所開きなどの日程を打ち合わせするための事前の話し合いを行い、今春に向けての準備を進めています。