活動報告・レポート
2019年1月5日(土)
向陽高校同窓会
ナームの会
ナームの会

新年のナームの会に参加しました。新年は高木住職が卓話をしてくれるので特に楽しみにしています。

まず、時間に関して参考になる話がありました。子どもは待つ楽しみがあるので時間が長く感じるようですが、大人は来て欲しくないものがたくさん増えてくるので時間が短く感じるようです。例えば支払いや仕事の締め切りなどです。時間に追われるようになると時間が短くなる傾向にあることも大人が時間を短く感じる要因のようです。つまり心の持ち方が時間をも左右することになるのです。

次に、誰が悪い彼が悪いと思うことが自分の心を苦しめることになるので、人の悪いことを思わないようにすべきことも伝えてくれました。結局は苦しみも自分の心が決めているようです。自分が思わなければ苦しまなくてよいことで、自分が苦しむことは避けたいものです。

卓話の後の懇談の時間も楽しいものでした。ナームの会の第一回目の卓話は若き日の高木住職が担当したようですが、その時に聞いてきた人は「このお坊さんは将来立派になる」と思ったことを話してくれました。時が経ち、住職の卓話は多くの人を魅了しています。卓話を聞いた私達は、心で感動したことを言葉で周囲の人に伝えることになります。一人の感動の話が波紋のように広がっていくのです。1時間の卓話が日を超えて、人を通じて広まっていく。凄い人の話、感動の話を聞かせてもらうことは凄いことだと思います。

向陽高校同窓会
向陽高校同窓会

平成28年に向陽高校を卒業した皆さんの同窓会が開催されました。招待をいただき今年も出席してきました。同窓生の皆さんと交流機会を持てることは嬉しいことであり、希望でもあります。今日集まった同窓生は明日、和歌山市の成人式に参加される人も多いと思いますが、前夜祭のような同窓会になりました。

開会にあたり紹介を受け挨拶させていただきました。

皆さん、新年おめでとうございます。皆さんは2年前に向陽高校を卒業されているので、意識しているかどうかは別として全員が同窓会会員ということになります。この同窓会は海草中学校と向陽高校の卒業生で構成されている会で、毎年5月に同窓会総会を開催していますので、是非、総会にも参加して欲しいと思います。

さて向陽高校を卒業して2年目を迎えている皆さんは、それぞれの人生を歩んでいると思います。皆さんに聞きます。和歌山県にいる方は手を挙げて下さい。「全体の6分の1くらいの人が挙手してくれました」。

卒業してから県外に出て行っている人が多いですね。県外に出て行っても県内に留まっていても和歌山県の高校に在籍して卒業しているのですから、和歌山県がどんな姿の将来を描いているのかを知ってもらいたいと思います。そして和歌山県を誇りに思って話して欲しいと思います。

向陽高校同窓会

和歌山県が取り組んでいること。ひとつ。和歌山県には白浜空港がありますが、この空港を国際線化しようとしています。外国の観光客が直接、和歌山県に入ることになりますし、ビジネスにも影響を与えることになります。将来、和歌山県に帰って来て外国とのビジネスの機会が増えている。そんな場面を創出できますから、和歌山県が外国とのビジネスができる県だと思って下さい。

ふたつ。ロケット射場をつくろうとしています。民間事業者がロケットを打ち上げることができるように法律が改正され、ロケットがビジネスになりました。民間のロケット射場ができれば全国で初めてのことになりますが、和歌山県が誘致をしています。和歌山県がロケットを発射する拠点になる。夢がありますし他の府県に誇れると思いませんか。宇宙に関心がある人にとって、和歌山県で仕事ができる機会ができることになります。

みっつ。新幹線整備計画に四国新幹線があり、大分県から四国を通過して和歌山市に入る。そこから関西空港を通り新大阪に向かう路線を進めようとしています。リニア新幹線の時代ですが新幹線が和歌山市を通ることになれば、ビジネスや観光などのチャンスは拡大します。

このように10年後、20年後の故郷和歌山県が、皆さんにとって誇れる県になるための基礎を私達が創っています。将来、皆さんが和歌山県で仕事をするか和歌山県外で仕事をすることになるか分かりませんが、故郷のことを自慢できるように、現在、私達が将来計画を話し合って、その構想を実現させようとしています。皆さんにはどんな形でもよいので、和歌山県との関わりを持っていて欲しいと思います。

向陽高校卒業生には社会で活躍している人がたくさんいます。いつかどこかで関わりがあるかも知れませんし、私達は若い同窓生が活躍できる環境を創り出したいと思っています。そのために今日の同窓会を機会として、この後も同窓会を続けて欲しいと思います。僕のクラスは今でも同窓会を開催していますが、何時まで経っても母校は良いものです。人生のスタート地点ですし、何年経っても向陽高校で過ごした時は忘れないと思います。

向陽高校同窓生としての誇りを持って人生を歩いて欲しいと思います。同窓会、そして成人式おめでとう。僕からの挨拶は以上です。ありがとうございます。

以上の主旨の挨拶をいたしました。今日参加してくれた皆さんの将来が楽しみです。

通訳士の集まり

和歌山県通訳士の集まりに参加しました。高野山や熊野古道など和歌山県か誇る世界遺産を訪れた外国人の観光案内をしてくれている皆さんです。英語は勿論のこと、フランス語の通訳士も必要なので、外国語で和歌山県の文化や歴史を話せる人が通訳士として活躍してくれています。皆さんの話を聞くと、毎日、外国語の学習を行っていますし、通訳士として現地案内に必要となる体力向上にも努めていることが分かりました。歴史と文化を英語で伝えることは簡単なことではないので、通訳士としての研修に参加して研鑽を重ねていることや、自費でイギリスやフランスに勉強のため渡航しています。

また今日のように通訳士が集まって情報交換や勉強方法の意見交換を図る機会を持っているようです。僕も仲間に加えてもらって非常に刺激を受け英語学習の必要性を痛感することになりました。

英語ができることが当たり前の世界に浸ると、当たり前のことはやってみたくなります。毎日の学習は隙間の時間を活用することも有効だと教えてもらいました。一日5分の学習時間を確保することが上達のために必要なことです。それができるかできないか。1年後に差がでることになります。

一人の方の今年の予定表を拝見しました。1月から12月まで毎月の目標を手帳に書いています。目標を明確にすることで何をすべきかを見えるようにしています。各月の目標は具体的で、しかも簡単にクリアできるものではありません。相当の負荷をかけないことには達成できないレベルの目標を掲げているので、隙間時間を活用して勉強しているのです。

例えば英検準一級一級合格、イギリス留学など、毎月達成すべき具体的な目標を紙に書いているため、見ている僕でさえ「これなら達成できる」と思うような気持になってきます。

目標を紙に書くことの大切さを改めて感じました。

年度目標を掲げる。毎月達成すべき目標を書く。やるべきことリスト「To Do List」を作ることが目標を達成するために必要なことです。

そんな皆さんから「片桐さんが来てくれたので刺激になりました」、「片桐さんのパワーをいただきました」、「こんな格好の良い議員さんはいませんから和歌山県の誇りに思います」、「通訳士の研修会に参加して下さい」などの言葉をいただきました。本当に有り難いことです。通訳士の活動の一端に触れることができたので、今後もこの活動を支援したいと考えています。