これまでのお正月と違って母のいないお正月となり寂しさを感じていました。そんな時、Nさんと話を交わしました。「いつものお正月だったら、今日は実家に戻って焼き肉を食べる日だったのですが、今年は行けなくて寂しい感じがします」と話すと「それだったら私のところに来て下さい」とお誘いをいただき、夕方からNさん宅にお邪魔しました。
家に入ると焼き肉の食材とホットプレートを用意してくれていたので、「母の焼き肉の話をしたので焼き肉をご馳走してくれるのかな」と思いました。こんな話をしたから気を使わせてしまったと思いましたが、「お母さんのところと同じようにはいかないけれど一緒に食べましょう」と食卓を囲みました。待ってくれていたのはNさんと二人の子どもさん、そして二人のお孫さんでした。とても賑やかな夕食になり、母の思い出話や県政の話などの会話が弾み、楽しい時間だけが経過していきました。
1人のお孫さんは20歳代の男性で「片桐さんの活動を見ていて政治に関心を持つようになりました。議会が始まると県政のニュースを見ていますし、政治のニュースも見るようになりました。これまでは関心がなかったので政治ニュースを見ることはありませんでしたが、今は関心を持って見ています」と話してくれました。
その後、統合型リゾートについて、和歌山県が誘致できる可能性の有無についてなどの話を交わしました。また在宅医療の必要性がありますが、現状は在宅医療に関わってくれる医師が不足しているので理想通りになっていないことから、進展していない理由について話し合いました。
嬉しかったのは「片桐さんと直接話ができたことは信じられないことですし、嬉しかったのです。直接、県政に関わっている片桐さんと話ができるのですから、これ以上確かなことはありません。ニュースや友達同士の会話内容のレベルと違うので、益々県政への関心が高まりました」と感想を話してくれたことです。
もう一人の女性のお孫さんは美容の学校に所属しているのですが「友達にも県政の話をしている」ことを聞いて、若い人達が政治に関心を持ち、自分達の未来を託す人を捜すことや未来を創ろうとすることのお手伝いができたら嬉しいことだと思いました。
みんなで歓迎して話をしてくれたこと、聞いてくれたことで、楽しいお正月の一日になりました。「少し寂しいお正月の二日目になるのかな」と思っていたけれど、こんなに気配りをしていただき、いつものお正月と同じように過ごさせてもらえたことに深く感謝しています。
母親と仲良くして、いつも楽しい思い出を作ってくれていたNさんの気持ちを十分いただき、「これからは母の分までNさんのことを思って接したい」と思いました。部屋には過去からの僕のポスターを掲示してくれていて家族全員で応援してくれていることも合わせて感謝しています。今年のお正月を楽しくしてくれたNさんとご家族全員に、「ありがとう」の言葉を伝えます。
またみんなと一緒に貴志川町の平池に散歩に行きました。この場所は紀の川市がLEDを点灯させていて、とてもきれいな光の風景を池に浮かべています。
散歩の途中、Nさんからは「お母さんとも一緒に平池に来て、この光の風景を楽しんだのですよ」と話してくれました。会ったこと、話したこと、笑ったことが、時間と共に思い出になっています。思い出をつくろうとするのではなく、今を楽しく幸せを感じながらいることが時間と共に思い出に変わっていくことになります。だから思い出がたくさんある方が幸せだと思います。
今日も寒い中でしたが、多くの人が訪れて池の風景を見ながら散歩を楽しんでいました。噂に聞いていた平池の風景を見ながら「今年も皆さんにとって平穏で幸せな一年になりますように」とお祈りしました。
平成31年1月2日、今日という日に感謝しています。