活動報告・レポート
2018年12月25日(火)
サービス業
サービス業

「私達の仕事は人に好かれなければできません。人と人をつなぐことが仕事ですから、好かれることが仕事をするための条件です。だからどれだけ能力があっても好かれなければ仕事は進みません。サービス業は相手があることなので、相手に好かれなければ仕事は前に進まないのです」と話がありました。

サービス業は仕事を通じて人に満足してもらうことが必要です。お客さん、取引先が満足感を得られない仕事では、サービス業の本質を果たしていないと言えます。好かれることの条件は様々ですが、条件の一つに会話ができることが挙げられます。楽しい会話、役立つ会話、人に話せる会話などがそうだと思いますが、とにかく会話が弾むことが好かれる条件だと思います。

もし好かれていない人が仕事に関わると、その仕事がうまく進まないのは明白です。仕事はお互いの信頼関係が前提ですから、不信感がある人が関わるとその気持ちが仕事に入ってきます。会話が成り立たない、不協和音があるような仕事の進め方では、良い形のものに仕上げることはできません。造形物なら違和感が出てきますから、やはり仕事は信頼関係のある人同士でやることが一番です。無理に捻じ込んでも、無理に関わっても、一方がその相手を好きでなければその仕事はうまく進まないので、最初からやらない方がよいということになります。

訪問活動

今年お世話になっている皆さんの事務所を訪問させていただきました。台風第21号の復旧の時にお世話になった方や緊急の作業を依頼して対応してくれた方、一度会いたいと話してくれていた方などと会うことができました。

Eさん。「片桐さん、全然変わらないですね。しかし貫禄がついてきましたね」と話してくれた社長もいました。「全然変わっていないので貫禄も出ていないと思います」と答え、笑顔で会話が弾みました。そして「あれから4年が経過しているのですか。年月の経過は本当に早いですね。その間活躍してくれていることは理解しています」と話してくれたことに感謝しています。

Aさん。「道路のカーブミラーの木の枝や葉が覆い被さっているのでカーブミラーで車両が確認できません。何とかなりませんか」と問い合わせをいただいている案件があります。竹木は個人財産であり、無断で切断することはできませんから同意が必要となります。所有者の同意が取れない場合は第三者が勝手に切断することはできませんから、処理するのが困難となります。地元の意見を尊重して所有者が対応してくれると良いのですが、諸事情によって対応できない場合は、個人財産を保護する法律があるので地方自治体でも対応が困難となります。

できない理由を並び立てているのではなくできない理由を理解してもらったうえで、対応策を検討したいと考えています。

またAさんは「片桐さんのお母さんがお亡くなりになった」と母と話していたところ、その直後の11月17日に「私の母も亡くなりました」と話をいただきました。そのことを知らなかったので、お悔やみの言葉を伝え、お互いの母親の話を交わしました。

お別れは悲しくて寂しいものですが、特に母親との別れは異次元なぐらいに寂しいものです。感謝の気持ちを抱いて思い出に浸ることも良いと思いました。

Tさん。「台風の時は大変だったでしょう。復旧に当たってくれた皆さんに感謝しています」と話してくれました。現場の事情を知ってくれている社長さんなので復旧作業に関して理解をしてくれました。現場を知ってくれていることで、現場復旧の難しさや思いを分かってくれます。理解のある言葉をいただき感謝しています。