知人を伴って運送会社社長を訪ねました。普段から懇意にしてもらっている方なので「片桐さんとは特別に仲良くさせてもらっています」と挨拶をしてくれました。僕から知人を紹介したのですが、二人の交友関係を聞いて自然に話が展開していきました。
知人からは「とても優しそうで良い社長さんですね。私の父親のような感じがしたので嬉しく思います」と話してくれた程でした。言葉の通り、昔ながらの面倒見がよい社長さんという感じの人で、従業員さんへの配慮や仕事のやり方など、心がこもっていることを感じることができます。
中でも、この会社はイベントの仕事を請け負っているのですが、「この仕事は大変だけれどやってみるとこんな楽しい仕事はないですよ」と笑顔で説明してくれた時などは、仕事にやりがいと誇りを持っていることを感じました。仕事を楽しみながら、達成感を感じることは素晴らしいことです。やりがいと達成感があれば、人は仕事を通じて成長するものなので、人と共に会社が発展していくことになります。
社長の性格と会社の雰囲気が人を呼び寄せているようです。「色々な経歴の人が私の会社にいますから楽しい職場です」と話してくれたように、伸びる会社は明るくて楽しく、そして目指すべき目標を同じくする人材がいます。楽しい雰囲気に包まれた顔合わせとなりました。
中学校の時の同級生が訪問介護の社長を紹介してくれました。事業所を訪問して話をさせていただきました。その中で和歌山市には24時間対応の訪問介護は限られていることを知りました。そのサービスを欲している人がいるのであれば、「この分野の仕事を誰かがやらなければならない」という思いを聞かせてもらいました。どんな仕事にも誰が対応してよいか分からない隙間があります。法整備が追い付いていない分野や新しい社会のしくみや要望のある分野の仕事が隙間として現れることになります。誰が担当すべき仕事か分からないことは世の中にはありますから、それを望んでいる人にとって必要とするサービスを受けられないこともあるのです。
例えばフードバンクや子ども食堂などがそうで、問題が発生した当初は地方自治体では担当する部門が分かりづらかったのです。現在は社会がその必要性を認識し始めたことから役割が明らかになってきていますが、このような問題は社会の変化と共に次々に現れます。そんな隙間の要望を受けてくれる人がいるので社会を良くしているのです。
訪問介護の分野にもそんな隙間があることを聞かせていただき、対応すべき必要性を感じました。社会を支えてくれている人との話は勉強になり、それが行動力の源泉となります。時間を共有させてもらったことに感謝しています。
友人が自身の会社の従業員さんや協力してくれるメンバーと会合を持つので「片桐さん、時間が許せば参加して県政の話をして下さい」と依頼を受けたので、会合に参加しました。
今日の仕事を終え、また来週で仕事納めのためリラックスした気持ちでの会合だったので、ゆったりとした時間の中で県政についての話をしました。その後に皆さんから質疑を受けました。
→統合型リゾートの誘致と民間ロケット射場の誘致が大型プロジェクトです。「大阪と和歌山の二か所でIR誘致は難しいのではないですか」という質問に対しては、近接していることが不利になることはありません。大阪も和歌山もIRが進出することは十分に可能性があります。両候補地ともに関西空港から1時間以内に到達できる環境がありますから、両方が選定される可能性はあります。
皆さんからの意見として、「雇用が確保できるので子ども達のためにも誘致して欲しいと思います」、「和歌山県に働く場所が欲しいこと、地元雇用が図れることからきて欲しいと思います」などの意見をいただきました。
・民間ロケット射場はできるのですか。→誘致の可能性は十分にあります。串本町は本州の中で最適地ですから、有力な候補地だと思っています。高速道路も串本町まで延伸する計画があり工事中でもあり、立地してくれると雇用確保と観光面での経済効果が期待できます。何よりも夢がありますから、宇宙を和歌山県から夢を発信できることになります。
・自然災害への備えとして紀の川の改修は必要だと思います。→岩出市の狭窄部の河川の拡幅や浚渫土の除去などの工事を実施しています。和歌山市よりも上流部を改良することで、流入量を増やすことができますので、下流の安全対策にもつながります。
・何でも反対の地域性があると思います。それが県政発展を阻害していると思います。→道路やインフラ整備は勿論のこと、統合型リゾートやロケット射場などの大型プロジェクトは反対があれば推進力は弱まります。和歌山県が発展するために必要な政策に関しては、将来の姿を考えて判断すべきだと思います。成長をするためには現状維持は後退であり、新しい政策を考えて実行することが必要です。なお和歌山県が誇る自然環境や自然信仰の地を将来に亘って保全を図ること、護ることは言うまでもありません。開発と保護の仕分けが必要です。
- 福祉施設を訪問した時、理事長から「片桐さんのためにやるべきことはやります。片桐さんを送り出さなければ私達に対してやってもらったことの意味はなくなりますし、恩返しができません。職員みんなで応援します」と話してくれました。このような嬉しい激励をいただいたことに感謝しています。
- 医療機関の交流会にお招きをいただきました。理事から「私たちの医院は全力で片桐さんを応援します。小さな力だと思いますが、片桐さんのためにできることはやります」と力強く話してくれたことに感謝しています。