活動報告・レポート
2018年12月21日(金)
片桐章浩を応援する会主催の議会報告会
片桐章浩を応援する会主催の議会報告会
議会報告会

第71回「片桐章浩を応援する会」主催の議会報告会を開催しました。同会主催の報告会は今年最終となります。クリスマスムードを感じる会場設営をしてくれた中で報告をさせてもらいました。

今回は平成30年12月議会で質疑を交わした項目「統合型リゾートについて」、「外交史料展について」、「宇宙教育について」の三項目と、四国新幹線と紀淡海峡ルート構想について説明を行いました。

統合型リゾートに関しては「和歌山県に誘致の可能性はあるのですか」という問いがありました。この質問は「大阪府が誘致することで和歌山県に来てくれる可能性はなくなるのではないでしょうか」という疑問から来るものです。この点に関しては一般質問で知事と議論を交わしていますので、その見解を元に説明と質問に対して答えました。

主な説明は次の通りです。

「IR整備法では、認定区域数の上限が3カ所とされたために、本県は他の誘致自治体と競争をすることになっています。このため『関西では2つは認定されないだろう』という話がでています。しかしこの法律には地域バランスの話はありませんし、国会での議論もありませんでした。

そのため大阪府が選定されたからと言って、そのことを理由に和歌山県が選定から外れることはありません。

また和歌山のIRは大阪とはコンセプトが異なって、観光資源を活かしたリゾート型のIRになると考えています。シンガポールの事例のように、大阪と和歌山2つのIRは十分共存可能だと考えています」と説明しています。

また民間ロケット射場の誘致可能性があることの説明と共に、和歌山県としてこれまで実施してきた宇宙教育について説明しました。宇宙教育を続けてきたことを認識してもらい、この土壌がロケット射場を誘致することに有利に働くことも期待できる話をしました。

宇宙には夢があますから「是非、実現して下さい」という意見をいただきました。

そして「外交史料展」に関しても「期待しています」という意見をいただきました。和歌山市に坂本龍馬十代目が来てくれた話を交えて、幕末から明治にかけての激動期の物語は日本人なら興味があると思います。和歌山県で開催する「外交史料展」はそんな明治の歴史を和歌山県に関係することを交えて紹介するものなので、歴史の勉強にもなり故郷の偉人の功績を誇りに感じる機会になると思います。

皆さんからは「坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通の三名の子孫に和歌山県に来てもらって、この『外交史料展』を盛り上げてください」という意見もいただきました。

そして四国新幹線構想に関しては、全員が「期待しています。実現させて下さい」と意見がありました。和歌山県に新幹線が通ることになれば画期的なプロジェクトであり、地域発展の起爆剤になることなので、「私たちが元気な間に実現して下さい」という意見もありました。

新しい年も紀淡海峡ルート構想の実現を目指した取り組みを行っていきます。

今回が71回目の議会報告会となりました。これだけの回数を企画とし、参加してくれている皆さんにお礼の言葉を伝えました。

また一足早いクリスマス会にもなりました。皆さんに感謝しています。

意見交換会

議会報告会に続いて意見交換会に参加しました。ここでもケーキをいただきながらテーマは自由にして懇談しました。話題として僕からは、「統合型リゾート構想について」、「和歌山県の状況とこの法律の主旨について」、「四国新幹線構想に関わる根拠と実現可能性について」、「民間ロケット射場の誘致について」を説明しました。

いずれも和歌山県の大型プロジェクトであり、「和歌山県の将来に夢を感じます」、「是非とも実現させて下さい」、「私達が知らないプロジェクトがあるのですね。とても有意義な話をしてくれました」などの意見をいただきました。

和歌山県の将来が期待できるものになるよう、県政発展のために取り組みます。この企画を実施してくれた皆さんと参加してくれた皆さんに感謝しています。