活動報告・レポート
2018年12月18日(火)
県議会
県議会
県議会会派の集合写真

県議会本会議で平成29年度決算について採決を行いました。平成29年度一般会計決算案を議会として否決しました。これは有田振興局の公共工事で職員による不正があり、工事が竣工していないのにも関わらず竣工検査と支払いをしていたためです。未竣工の工事の支払いをしている決算を認定することはできませんから、決算認定に係る議案は否決しました。

また議会運営委員会が招集されたので出席し、決算認定についてと意見書について議論を行いました。その後、県議会会派の集合写真撮影もありました。年末は慌ただしく過ぎていきます。

将来展望の説明

和歌山市内の方宅を訪問して簡単な議会報告を行いました。この方にはご子息がいることから和歌山県に企業誘致の希望があったことから和歌山県で進めているプロジェクトについて説明を行いました。

統合型リゾートの誘致はご存知でした。雇用が確保でき観光客を呼び込むことができれば誘致して欲しいという話がありました。意見としては「子どもが県外に進学すると、どうしても県外就職になってしまうので地元に帰って来てくれなくます。子どもの人生なので親が言うべきことではありませんが、地元に帰って働くことも子どもの選択肢に加えたいので企業誘致の推進と統合リゾートの誘致によって若い人が働ける環境を整えて欲しいと思います」などの意見を頂戴しました。

串本町での民間ロケット射場の誘致はご存知ありませんでしたが、「夢がある企画ですね。和歌山県にロケット射場を誘致できれば観光と雇用に大きな影響があると思います。和歌山県が適地であることも分かったので誘致を成功させて欲しいと思います」という意見をいただきました。

白浜空港の国際線化についてもご存知ありませんでした。「白浜空港が国際線化になるのですか。パンダもいますし外国からの観光客で賑わうことになりますね。和歌山県を代表する観光地ですから国際線化は賛成ですし、利用促進のための広報をお願いします」と意見をいただきました。

四国新幹線の要望を行っていることはご存じありませんでした。これは四国から和歌山県に向かう紀淡海峡ルートの構想であり、国の整備新幹線計画に記載されている四国新幹線の実現を求めているものです。紀淡海峡ルートの構想はずっと以前に国に要望していたことがありましたが実現せずに終わっていました。その後に関西空港ができたことや大災害発生時の第二国土軸の重要性が認識され始めたことから、国に対してこの構想の実現の要望を開始しているものです。流通、観光、防災の観点から和歌山県にとって重要な構想であり、何としても実現したい構想だと考えています。

「生きている間に計画して欲しいと思いますし、四国新幹線に乗れたら誇らしいですね」と話してくれました。

そして「和歌山県の将来に期待の持てるプロジェクトがあることを知りました。誘致または実現に向けた取り組みを期待しています」と意見を頂戴して説明を終えました。

和歌山県の将来に夢を持ちたい。和歌山県の将来プロジェクトの説明をする度にそんな人が多いと感じています。これからの和歌山県は現在の私たちの考え方次第で決まります。

できないと思えばできませんし、できると思えば実現に向かいます。強く思うと行動につながっていくからです。

これからも和歌山県発展のためにできることが実現できるように行動していきます。