宇宙飛行士の話はいつも感動します。宇宙に関する仕事をしている人から話を聞いて感動し、その内容を基に僕が議会報告の中で伝えた内容です。
アポロ14号のエドガー・ミッチェル氏の言葉から拡大解釈します。
「全てはつながっていて一体である。人と人は分子レベルではつながっている。人と地球もつながっている。人と宇宙もつながっている」。つまり人と宇宙は一体でありつながっていると思うと争いはなくなります。生と死でさえつながった状態にあると思えます。
続いてアポロ13号のジム・ラヴェル氏の言葉です。
「なんて小さい存在だろう。だが、何と幸せだろう。この肉体をもって生まれてきてこの美しい地球で人生を謳歌することができて」という話をしています。
月に行った宇宙飛行士の言葉には争いや線引きはなく、同じ地球で生きる仲間であることを知ることになります。何を小さな世界で争っているのだろう。
人は心を透明にして磨くことが生きることです。自分のことよりも人のことを思って行動することが心を清らかにすることです。それが人生という修行だと思います。
12月10日、月曜日、午後1時から一般質問を行いましたが、そのお昼、12時過ぎに電話をいただき、宇宙の話を伝えてくれました。宇宙に行った人が何を思ったか。地球で生きていることがどれだけ幸せなことなのか。人は争うために存在しているのではなくて幸せになるために生きていることを感じさせてくれました。
宇宙を知ることは争いをこの世界からなくし、人のために尽くすことこそ自分が幸せにつながる道であり、世界を幸せにすることだと教えられたようです。一般質問の宇宙教育の質疑の中ではそこで伝えきることはできませんでしたが、質問に込めた心はそこにあります。
また地球で生まれたことは奇跡だということです。生き物が幸せになれる環境の中で生まれることは奇跡以外の何物でもありません。奇跡の世界を生きている存在が私達です。そしてわずか3万日未満の人生を生きているのです。多くの人は、どれだけ生きても3万日も生きられないのです。たった3万日だけ地球上で生命を与えられている存在が人間なのです。
これは科学的な世界ですが、日本には古代から生命の尊さと人は人のために生きるという役割は伝えられてきました。日本人の価値こそ世界の奇跡であり、宇宙に通じる価値だと思います。
地球ほど奇跡の惑星はありません。地球から見る月はきれいですが、実際の月は灰色で何もない世界だと伝えてもらいました。灰色の月から見る地球は青くて明るくて、輝いている奇跡の惑星なのです。
奇跡の惑星で生きている人間は奇跡の存在であり、その中でも日本で生まれ、生きていることは奇跡です。平和を愛する日本人だからこそ、透明な心を持つために心を磨き、そのためには人を愛する人でありたいものです。
- Yさんから「最近の状況報告をさせて下さい」と電話で連絡を受け、Yさんの活動の様子を聞かせてもらいました。活躍していることを嬉しく思います。
- Sさんの事務所で話を交わしていたところ「私の一番上の兄は県庁に在籍していました」と話してくれたので名前を聞いてみると、とても良くしてもらった先輩だったので「良く知っていますよ」と答え、話が弾みました。ご縁、つながりは不思議なものです。