活動報告・レポート
2018年12月5日(水)
議会報告会
一般質問

来週、月曜日に一般質問で登壇いたします。通告を行ったので質問原稿の作成に取り掛かっています。今回は知事の公約にもある政策を始めとする三項目について質疑を交わす予定にしています。これらの項目に関して現場の意見やこれまでの取り組み経過を踏まえて、今後の取り組みにつなげられるようにしたいと考えています。当局の職員さんも現状認識を共有しながら、県政発展のためにできることから着実に始めることを議論しています。

議会報告会

夕方からは議会報告会を行いました。企画してくれた皆さん、参加していただいた皆さんに心から感謝を申し上げます。

さて議会報告は県議会三期目の主な取り組みを資料に基づいて説明を行いました。皆さんが熱心に聞いてくれたことと質問をしてくれたことで理解が深まったと思います。皆さんからの主な質問は次の通りです。

県道西脇山口線の開通見通しはどうなっていますか。この道路利用者は多いと思いますし、利便性が高まるので早期供用開始をお願いします。

台風で樹木が道路に倒壊して塞いでしまった場合、通行やインフラなどの復旧作業に支障があります。樹木の除去の責任の所在はどこにあるのでしょうか。今回の台風第21号被害の教訓を踏まえて行政が早期除去をしてくれる体制を整えて欲しいと思います。

人口減少問題は大きな課題です。PTA役員をしているので感じることですが、地域に子どもが少なくなり活力が低下しているように思います。人口を増加させるためには、これまで以上の企業誘致が必要だと思います。企業誘致は進めてくれていると思いますが、更に強化するために紀ノ川筋は有望な地域だと思います。誘致している現状と紀ノ川筋での企業誘致の促進をお願いします。

紀伊半島一周高速道路は何時ごろ完成するのでしょうか。またすさみインターチェンジから串本までの開通見通し、その先の計画についても教えて下さい。

太陽光発電に関する条例を和歌山県が制定してくれたことは地域にとって有り難いことです。災害発生時にこれまでにない不安を感じながら生活をしたくないからです。住宅地の上部の太陽光発電の計画は知事の権限で実施の可否を判断できることは素晴らしいと思います。地元が反対すればこれらの事業計画を中止させることができるのでしょうか。地元でも大型の太陽光発電の計画があり地元説明会が開催される予定になっています。私達の意思が反映できるようにして欲しいと思います。

太陽光発電で高圧以上の計画に関しては条例で歯止めがかけられることが分かりました。問題として残っているのが低圧の案件です。負担金がいらないことから件数が多くなっていますが、良心的でないコンサルタントが地主に上手く言い寄って設置させている事例もあるようです。高齢者が被害を受けているので低圧に関して歯止めをかけて欲しいと思います。例えば系統に接続することに関しての検討に要する負担金を求めることなど、金銭的負担を課さないことには悪質なコンサルタントや事業者は後を絶たないと思います。

低圧に関しても歯止めをかけて欲しいと思います。

風力発電は地域の景観を損なうことや低周波被害の原因になることも言われていることから規制が必要だと思います。和歌山県の条例では太陽光発電だけが知事同意の対象になっていることから風力発電の計画は歯止めがかかっていません。風力を含めることも検討して欲しいと思います。

以上のような質問があり答弁いたしました。皆さんからの意見を大切にしたいと考えています。