母親の葬儀に参列してくれた皆さんにお礼の言葉を伝えるための訪問を行いました。早いもので葬儀からもう二週間も経過しています。時間の通り過ぎ行く速さに驚きますが、時間は心を癒してくれる薬にもなり、忘れる準備に向かわせてくれる少し残酷な役割を果たしてくれています。時は薬であると言いますが、時間は良薬なのかそうでないのか、今はよく分かりませんが、時間の流れの速さに驚いているところです。
訪問した先の皆さんから母の話を聞かせてもらうことや、突然の訃報に驚いた話などを聞かせてもらっています。改めて母の優しさと大きさを思っています。こうして訪問して話をさせてもらうことを母は喜んでくれていると思います。
元銀行員で現在は企業の営業を担当しているYさんを紹介してもらいました。以前から「片桐さんにYさんを紹介したいと思います」と言ってくれていたのですが、なかなか機会がなく今日に至っていました。ところが昨日、Xさん宅を研修会の講師の依頼のため訪問したところ「明日、Yさんが訪ねてくれることになっています。片桐さん、明日、時間があれば紹介させて下さい」と話をいただき、今日につながったものです。
ご縁の不思議さに言葉はありません。絶妙のタイミングで絶妙の演出をしてくれるからです。今日会ったことに意味があります。それは縁をどう生かすか、どう展開していくのだろうかを感じなければご縁の意味は薄らぐからです。早速、健康維持について、働き方改革についてなどの話に発展し、今後につながる話し合いができました。
Yさんが営業のプロであることは会って話をすると直ぐに分かるものでした。笑顔、話し方、しぐさなどから滲み出ている人柄の全てが信頼できる営業につながっています。
営業とは信頼できる人柄と同一であり、信頼こそ営業力だと思います。ただ信頼には定義がなく、第一印象と話を交わすことからで分かるもので、人によって信頼の指標は違うので感じ取り方が難しいのです。
Yさんは間違いなく信頼できる人柄で、とにかく話していて楽しいのです。柔らかさ、優しさ、丁寧さ、そして良い意味での無防備さなどが人柄を感じさせるものであり、その全てが自然な感じがするのです。
そして営業の極意の一端を垣間見ることができました。お客さんから選んでもらえる商品には付加価値が必要です。しかし現在社会において商品の差別化は難しく、付加価値をつけることは容易ではありません。
Yさんは「他社の商品と自社の商品に差をつけなければ私達の商品を選択してくれません。そこで私は、商品は○○ですと紹介します。ただ私の提供する商品には☆☆というサービスを提供できます。この☆☆のサービスを提供できるのは私だけで他の会社にはできません。それはそのサービスは人が提供するものだからです。このサービスを受けたいと思うなら☆☆を選んで下さいと話しています。サービスに差をつけるためには人を味方につけることが必要です。誰がパートナーなのか。誰がサービスを提供してくれるのかが、差別化を図るための秘訣であり、人こそ商品力を増してくれるものです」という主旨の話をしてくれました。人を大切にすること。パートナーを選ぶこと。これこそ他にはないサービスです。
これからのYさんのつきあい話の展開がとても楽しみです。
今日も夕方から議会報告会を行いました。昨日に引き続いて議会報告会の機会を調整してくれたことに感謝しています。今回も県議会三期目の活動の主な項目についての説明を行いました。皆さんに分かりやすく伝えるため具体例を基にして、どのような議論、提案を行い、どんな結論を導いて成果へとつながったのか。過程を説明することで議会活動のあり方を理解してくれたと思います。
報告会の後に交流会の時間をセットしてくれていたことから、より理解が深まったと感じています。特に20歳代の若い人も参加してくれていたので県政への関心を持ってくれると嬉しいことです。