こばと学園の子ども達を招待して、秋の収穫のお祝いと食事会を行いました。秋の恵みと命の恵みをいただいて生きていることに感謝しました。子ども達に命の大切さを伝えられたら幸いです。
今日の僕の挨拶の主旨は次の通りです。
おはようございます。今日はこばと学園のみんなと共に秋に恵みをいただける収穫をお祝いし、一緒に食事をしようと思います。
昨日、僕はこばと学園にお邪魔して桜の苗木を渡してきました。地元の皆さんと一緒に植えようと思いますので楽しみにしておいて下さい。この桜は河瀬桜と言って、とてもきれいな桜を咲かせてくれます。もちろん、来年の春に咲くことはないので、みんなで育ててもらって、みんなの成長と共に桜も大きくなっていきます。大きくなった時にこの桜は綺麗な花を咲かせてくれると思いますし、育ててくれたみんなのことを見守ってくれると思います。
そして今日、みんなの前でピアノ演奏をしてくれる予定だった方から、みんなに挨拶を頼まれました。この方のお母さんは一昨日、お亡くなりになったので、今日、ここに来ることができなくなりました。みんなのために「アメイジング・グレイス」を弾いてくれる予定でしたが、そんな事情で出来なくなってしまいました。僕は今日、ここに来る前に告別式に参列してきたのですが、みんなによろしく伝えて下さいと話してくれていました。
みんなに感じて欲しいことは、多くの大人がこの社会を暮らしやすいものにしようと懸命に働いて、社会を作ってくれていることです。命のある限り、自分のことよりも子ども達が大きくなった時に、今よりも暮らしやすい社会にすることを目指して働いてくれています。もしかしたら自分の命よりも、子どものことを大切に思ってくれているかも知れません。みんなが知らない多くの大人が、今よりも良い和歌山市を築くために頑張ってくれているのです。
僕は懸命に働いて和歌山市を良くしようと頑張っている、そんな大人の姿を見ています。
だからみんなには、和歌山市を暮らしやすくて楽しい社会にすることを目指してそれぞれの役割を担ってくれていることを知って欲しいのです。
今日は秋に収穫できる食べ物に感謝しながら、この後、その命の素を一緒にいただきたいと思います。今日は命の恵みをいただく食事会にしたいと思っているので、楽しみにしておいて下さいね。ありがとうございます。
以上のような挨拶をさせていただきました。参加した皆さんからも子ども達にお祝いの言葉が届けられました。
- 天国は心の中にあります。心をきれいにすることによって、天国は自分の中にあることになります。天国を心の中に抱いておくと争うことはなく、人に親切にできます。だから天の恵みに感謝して欲しいと思います。
- 人を理解すること。困っている人を助けること。その気持ちがあれば争うことはありません。
- 社会は海のようなものです。川は海に流れ込みますが、どんなに汚れていても海は浄化してくれます。社会は海と同じように浄化作用がありますが、そのためには人の心がきれいである必要があります。みんなも心のきれいな人になって下さい。
以上のような話を伝えてくれました。子ども達の心に届いていますように。
ふたつのカフェを訪ねました。1軒目の人は「片桐さんには今年もお世話になりました。ライブを通じて活性化を目指してくれる議員さんはいないですよ。応援しています」と話してくれました。
もう一軒の方からは「主人が体調を崩しているので今日はお店にいないのが残念です。片桐さんが来てくれたことを知ると喜びますから。来月、主人がライブを行います。体調が悪いので恐らく人生最後のライブになると思います。手足が自由に動かないので、皆さんに聞いてもらえる演奏になるかどうか分かりませんが、良ければ来てくださいね」と案内をいただきました。
こんなドラマがあるから人と会うことは楽しいのです。人生最後かも知れないライブを応援しています。