今朝、要件があってカフェを訪問しました。今日の「感謝のつどい」のことや台風第21号の後のことやスポーツ振興や商店街の振興などに関して話し合うためです。
何気なく壁を眺めると「良い言葉」が貼られていました。店主に「素敵な言葉ですね」と話し掛けると、「そうでしょう。これらの言葉は私もとても気に入っているのです。知り合いのカフェの店主が書いてくれるのですよ。その方は60歳を過ぎてからカフェを始めているのですが、人生経験に基づいた素敵な言葉を書いてくれるのです。同じカフェを経営している者として凄いと思っています」と答えてくれました。
僕は笑いながら「僕の趣味は言葉集めです」と言ったところ、奥の部屋から「まだ他にもあるのですよ」と言葉の数々を持ってきてくれました。
店内は素敵な言葉で飾られることになり、前向きな言葉で明るくなったように感じました。きれいな言葉は、きれいな言葉を使う人達の周囲を照らしてくれる作用があるようです。それまでは地域活性化の話を交わしていたのですが、後半は、きれいな言葉の話に展開していきました。
きれいな言葉を使う人はきれいな心の持ち主ですし、きれいな言葉を使っているときれいな言葉の持ち主へと向かう道を歩いているようなものです。
今日出会った言葉の一部を紹介します。
- 「人に会う時は春のような暖かな心で、仕事に励む時は夏のような情熱の心で、考え事をする時は秋のような澄んだ心で、自分を戒める時は冬のような厳しい心で」。
- 「感謝すべてに感謝」。
- 「その一言にやる気を起こし、励まされも、夢を持ちり。その一言で嬉しかったり、楽しかったり。ほんのわずかな一言が、不思議な大きな力を持つ」。
- 「来る人、来る人、皆んなみんな福の神。いらっしゃいませ」。
「片桐あきひろ感謝のつどい」を開催したところ、約500名の皆さんに出席していただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございます。この日を迎えるに当たって企画、準備、呼びかけなどに携わってくれた皆さんに感謝していますし、今日の午後4時から会場のアバローム紀の国で袋詰めやポスターの掲示など準備をお手伝いしてくれた皆さんに深く感謝しています。
会場受付で皆さんの袋詰め作業の光景を見た時、「本当に嬉しいこと」と思いました。作業光景に心が震える経験ができる人はそれほど多くないと思いますから、こんな素晴らしい経験を「感謝のつどい」の前に味わえたことは震えるほど幸せなことでした。
「この気持ちを感じられたことで今日、感謝のつどいを開催した意味があった」と思いました。このような素晴らしい皆さんに支えられて実施する「感謝のつどい」ですから、この時、「成功は間違いない」と思いました。素晴らしいスタッフに支えられて実施することができるという自信を持って挑むことができました。
午後4時から6時まで準備作業を行い、お客さんをお迎えすることになりました。受付時間前の早くからお客さんが集まってくれ始めたので、「こんな嬉しいことはない」と感じながら、皆さんと笑顔で会話を交わさせていただきました。
さて「感謝のつどい」は午後6時30分から8時35分まで開催させていただきました。開会に当たっての挨拶の主旨は次の通りです。
みなさん、こんばんは。本日は「感謝のつどい」に参加していただき心から感謝申し上げます。ありがとうございます。これだけ多くの皆さんが集まってくれたことを心から嬉しく思います。
ここに立たせていただいて会場を拝見していると、初めて議員に挑戦した16年前のことを思い出しました。プレハブの前にミカン箱を裏返してそこに立ち、集まってくれたわずかな人の前で演説をしたのが最初でした。その時、この会場で、これだけ多くの皆さんに集まっていただいて演説ができるとは思ってもいませんでした。ですからここで話をさせてもらえることを嬉しく思っています。重ねて感謝申し上げます。
そんな16年前には想像できなかったことが和歌山県で、県政で起きようとしています。
和歌山県の将来に、期待の持てる施策を実現させようとしていることを報告いたします。
最初は、和歌山県と徳島県を結ぶ紀淡海峡ルートの計画です。ずっと以前、構想があったのですが立ち消えになっていた構想ですが、今、実現させようと行動を開始しています。以前の構想は高速道路だけでしたが、現在は高速道路と新幹線を通す構想へと進化しています。道路と鉄道の両方で和歌山県と徳島県を結ぶ新しい紀淡海峡ルート構想を実現させようとしています。
和歌山市では統合型リゾートの計画もあります。賛否はありますが和歌山県はリゾートが似合うと思っています。今この国にないリゾートの形を和歌山県で実現させることは夢のあることで経済効果も十分にあるものです。
更に南に行くと、白浜空港の国際線化を進めています。白浜空港に国際線が発着するようになれば観光面や経済面で大きな効果が期待できます。
もうひとつ紹介いたします。串本町に民間ロケット発射場を誘致する計画があります。これもぜひ実現させたい計画だと考えています。
繰り返しますが和歌山県の将来に期待が持てる計画として、紀淡海峡ルート、統合型リゾート、白浜空港の国際線化、民間ロケット発射場などの計画は夢があるもので、これまでの和歌山県では考えられなかった施策を進めようとしています。皆さんと共に実現に向かいたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
さて今朝、「感謝のつどい」に参加してくれる一人の方と会いました。そこに行くと素敵な言葉をたくさん示してくれました。僕の趣味の一つに「言葉集め」があるので、素敵な言葉をいただいてきました。僕は人から聞かせてもらった素敵な言葉を自分のものにして、それを皆さんに伝えるようにしています。その中から「春夏秋冬」の話をいたします。
「人と会う時は春のような暖かな心で接しましょう。仕事をする時は夏のような厳しさと情熱の心を持って取り組みましょう。物事を考える時は秋のような澄んだ心で考えましょう。そして自分を戒める時は冬のような厳しい心で戒めましょう」という言葉です。
素敵な言葉だと思いますので、皆さんに今ここで届けさせてもらいました。今朝、出合ったばかりの素敵な言葉が、ここで皆さんにも伝えられたと思います。
もうひとつ。県政の話ではないのですが、皆さんに伝えたい話があります。昨年12月、クリスマスコンサートを予定していたシャンソン歌手の方がいます。ところがこのコンサートは中止になりました。その理由は体に異変が発生したからです。昨年の春ごろから身体のあちらこちらが脆くなり骨折が続くので、「おかしいな」と思ったので県立医科大学で検査を受けてもらいました。その結果、骨肉種の一種であることが分かりました。その直後から入院、治療を続けて現在に至っています。
体に負荷がかかると骨折するので、寝た状態、またはコルセットをした状態で懸命にリハビリを続けています。その成果があり嬉しいことに退院の日が決まりました。
そこからの彼女の気持ちが凄いのです。「お世話になった皆さんとミニパーティをしたいのです」と伝えてくれたのです。もう一度、コンサートに立ちたいという強い気持ちが伝わってくるものです。僕もその願いを何としても叶えたいと思い、ライブハウスのオーナーに主旨を説明したところ、「分かった。この場所を使ってくれ」と同意をいただきました。
しかも借りるための条件は破格のものなのです。このように懸命の頑張りの結果、退院した後に「パーティ」をすることになりました。
この気持ちが県政に必要だと思っています。先ほど述べたような和歌山県の大きなプロジェクトは、心をそこに込めなければ良いプロジェクトになったとは言えません。心がないプロジェクトは単なる箱ものを創り出すだけのものになります。構想段階から企画に加わり、専門家の計画の中に心を込めて計画を仕上げていくことが県政だと思います。
長く続く計画から実現までの過程の中に、誰かが計画の中に心を込めていく必要があるのです。そうしなければ私達の県政ではないのです。さぁ、これからも一緒に県政を作り上げていきましょう。心のある県政を目指していきましょう。私達が、心を込めた県政を実現させることができるのです。
これから新しい後援会活動をスタートさせます。皆さんと共に心の込めた県政を築けることを楽しみにしています。本日はありがとうございます。最後まで「感謝のつどい」をお楽しみ下さい。
以上が僕の挨拶の主旨です。
来賓のKさんは「片桐さんは選挙など見返りを求めない活動を行っています。若い人を育てるためのライブにもご一緒したことがありますが、そこには政治的な動きはありません。純粋に若い人達と楽しんでいました。和歌山県政に必要な人だと思います」と挨拶の中で紹介してくれました。
また乾杯の音頭をとってくれたYさんは「片桐さんと一緒にいると気持ちが良いのです。安らぐのです。皆さんも同じ気持ちになると思います」と紹介してくれました。
「感謝のつどい」でお会いした皆さんから、たくさんの嬉しい話を聞かせてもらったことに感謝しています。