活動報告・レポート
2018年10月26日(金)
空き家対策
空き家対策

空き家対策について専門家と話し合いました。和歌山県では空き家対策として専門家による相談会を実施しているところで、多くの人が相談に来ているようです。専門家の立場として空き家問題は個人の財産などの問題ではなくて社会問題であることを認識させることを心掛けているという話です。

つまり空き家のまま放置しておくことは個人の自由だとしても、当事者に近隣や地域社会への悪影響があることを認識してもらわないと、この問題は解決しないということです。

私有財産だから活用してもしなくても自由だと思っていると解決しない問題です。ですから流動性のある場所にある空き家の売却は可能ですが、価値に乏しい土地は売却できなければ、所有者は放置しておくという選択をすることになります。そんな選択をさせてしまうと専門家として失格なので、寄り添って相談に応じているようです。

日本全体の空き家は九州の面積と同程度だそうですから、これだけ放置された空き家があることは重大な社会問題です。どんな市町村でもその地方自治体の一丁目一番地は取引ができるようですが、三番地辺りになってくると売買は難しくなっていくようです。ですから活用を図るために更地やリフォームすることが可能な土地は相談に応じやすいのですが、それ以外の空き家対策は地域社会全体を考えながら対応を考えていると話してくれました。

ただ和歌山県においては、和歌山市はまだ空き家対策は考えれば対応できるそうですが、県内には対応が難しい地域もあるようです。空き家問題に対応していけるよう専門家と連携を図りたいと考えています。

決起集会

和歌山市内で開催された和歌山県知事の決起集会に参加しました。現職知事の後援会活動としての決起集会で、三期目までに取り組んできた政策実績報告が行われました。中でも高速道路の進捗状況は、知事就任直後は30パーセント台だったものが、現在は80パーセント台まで進捗し、他の府県と比較しても同水準まで到達していることを説明してくれました。和歌山県内の高速道路や幹線道路はかなり整備されているので、交通の利便性は格段に良くなっています。企業立地や観光客の増加などが、このことを示しています。

また来賓の方から「選挙は候補者だけがするものではなくて、応援する皆さんが戦っているようなものです。誰かが私達の代表として戦ってくれるのですから、その人を応援して良い政治家に育てて欲しいと思います」と話してくれました。

本当にその通りだと思います。候補者と応援する人など、みんなの力が集まって良くなっていきます。

仕事のやり方

全国レベルで仕事をしている企業の発想は大きく、小さな制約や枠組みはありません。まずできることを前提に考えるので、できない理由を探すことはありません。できない理由が発生した時、それが法律の問題かどうか検証します。もし法律の制約がなければ、基本的にできない理由はないのです。

法律の制限がないけれどできない場合は、人、資金、時間に問題があると考えて、それらの問題をクリアする方法を探します。ですから全国レベルの会社の企画は、あるものを加工するよりも、パートナーやパートナー企業と創り上げることを主眼に置いています。ゼロから創り上げることに価値を求めている。それが全国レベルの企業の仕事のあり方ですから勉強になります。

その他

がんの先進医療支援事業について話し合いました。和歌山県の支援制度は受診者の所得や財産の制限はあるものの条件を満たせば活用できるので、活用を図って欲しいと思います。和歌山県で重粒子線治療を必要とする人は福井県まで行くケースが多いようなので、この支援制度を活用して欲しいと思います。