活動報告・レポート
2018年10月23日(火)
半島振興
半島振興
半島振興対策促進大会

半島振興法の期間延長を求める半島振興対策促進大会に参加しました。この法律は昭和60年に制定されていて、その趣旨は半島地域の振興を図るためのものですが、期限が定められているため延長を図ってきました。

今回の大会では、平成30年度末に期限が到来することから延長を求める決議案が可決されました。半島地域発展のため与野党に関係なく半島地域選出の国会議員は期間延長のため尽力をしてくれています。大会には国会議員、国土交通省からも参加があり、期間延長に向けて意味のある活動になりました。

一人の国会議員から昭和60年にこの法律が制定された時のエピソードを聞かせてくれました。それは半島地域が気の毒だから、可哀想だから優遇措置をするのではなく、半島地域が国土軸の地域と同じ条件で勝負できるように制定されたものだということです。

半島地域は国土軸地域と比較して物流面や観光面で不利になるのは高速道路を始めとする道路網の整備が後回しにされたことが原因の一つです。道路網の整備促進を図るなど、国土軸地域と対等の競争ができる環境を整えてきました。ようやく環境整備が図られようとしていますから、半島振興法の期間延長が何としても必要です。

半島振興対策促進大会

中でも今大会の議長を務めた和歌山県はわが国最大の半島ですから、この法律の期間延長を強く求めています。

昨日は近畿自動車道の整備や紀の川の河川改修に関する協議会。本日は半島振興対策促進大会と和歌山県にとって大事な場になりました。

地域の発展は長期的視点と制度整備が必要です。必要な制度を継続させることが地域の発展につながりますから、今回の大会が期間延長に向けたキックになることを期待しています。行動こそが見える活動であり社会を動かす力になります。

そして行動は一人よりも複数の行動が力になり、多くの人が集まり行動することが更に大きな力になります。

坂本龍馬像

続いてソフトバンク本社を訪ねました。本社ゲストフロアの玄関には坂本龍馬像がありました。孫社長は坂本龍馬を尊敬していると聞いていますが、その思いが形として現れています。

ソフトバンク本社 坂本龍馬像

しかも高知県の坂本龍馬記念館にある像と同じ像であり、本物が持つ力強さを感じました。坂本龍馬とソフトバンクの力強さとエネルギーが龍馬像の右手から伝わってきました。ソフトバンク本社で坂本龍馬に会える。力強さとワクワク、将来を見据えることの大切さを感じました。

さてこの本社が巨大企業を動かしている現場であり、日本をリードしている会社であることを感じました。可能性のある事業には人の資金も投資して成長させていく空気を感じることができました。IoTや自動運転では世界トップレベルの人材と技術を有している会社ですから、その先進性のある空気も感じることができました。

従業員の服装、仕事と決裁のスピード感や発想の大きさなど、ソフトバンクの特徴を感じることができました。ここで生み出されたものが日本で一番のものであり世界レベルのものですから、大切な肌感覚を得ることができました。先進性に富んでいる会社や人と会うとその感覚が分かりますから、他の場所における物差しになります。

ビジネスの世界の刺激的な経験ができたことを嬉しく思います。