活動報告・レポート
2018年10月14日(日)
防災用品研究所
防災用品研究所
わかやま商工まつり 防災用品研究所出展

盛大に開催されているわかやま商工まつりに防災用品研究所で出展しました。この研究所は災害への備えを訴えるために防災用品の紹介や開発を行っています。これらの活動を通じて災害への備えの重要性を来場者に説明を行いました。

今回は避難所で活用できるステッカー、簡易トイレ、防災バス、蓄光の避難所シール、防災ラジオ、水で膨らむ土嚢などを出展し、皆さんに防災の必要性の説明を行いました。

商工まつりへの出展は今回で二度目ですが、台風第20号と第21号の到来による被害があったことから、防災意識は高まり防災用品への関心も高まっているように感じました。

わかやま商工まつり 防災用品研究所出展

防災対策とは備えることに尽きますから、どんな防災用品をどれだけ備えておくのか勉強のために来場してくれた人もいます。

防災ラジオは大雨や暴風の時に防災無線の音が聞こえなくなる場合があり、そんな状況の時は特に効果を発揮します。室内に防災ラジオを設置しておくだけで、電源を切っていたとしても自動にラジオが起動して防災のお知らせを伝えてくれます。更に和歌山市の場合、エフエム和歌山は防災に関する放送を実施しているので、情報入手の手段として適した防災用品だと思います。

わかやま商工まつり 防災用品研究所出展

また防災バスは移動式避難所のような機能を有しているので、二次災害から安全な場所に移動することや、居住空間もあることからバスの中で滞在することもできます。活用方法は様々だと思うので、防災バスがあることを知ってもらえたと思います。

今年の新企画として防災川柳を募集しところ来場者からの反響がありました。防災を考えるきっかけになれば良いと考えて防災川柳の募集を行った目的を達成できたと思っています。今月中に入選作品を選定し、11月に表彰式を行うことにしています。

竈山神社清掃
竈山神社清掃

毎年、春と秋の二度、竈山神社の清掃活動を行っています。今日午後2時から清掃を行ったのですが、台風第20号と第21号の影響によって枝が折れ、葉が飛び散っていましたから、これまでの清掃活動の中で最も清掃量が多かったように思います。辺りを埋め尽くしていた枯葉を集めて運ぶ作業はたくさんの時間を要しましたが、辺りが美しくなっていくと嬉しくなってきました。

自分の周囲が美しくなるとその人は嬉しいものです。美しい場所は美しく保とうと人は思いますし、清掃をする人の心は清掃量に応じて美しくなっていくように思います。辺りが美しくなっていくと心も綺麗になっていくような気持ちになりました。

竈山神社清掃

それにしても台風の影響は大きくて、竈山神社の境内も相当の葉が散らかっていました。

今日、心を一つにして清掃を行ったことで時間と共に美しくなっていくことを実感し、達成感を味わうことができました。清掃をしてその場所を美しくすることは心を綺麗にすること。清掃を通じて、そう感じ取りたいものです。

清掃終了後の挨拶の主旨です。

皆さん、ご苦労様でした。春と秋に清掃を行っていますが、今回が一番清掃量か多かったと思います。落ち葉の量を見た時、「これは大変だ」と思いましたが、みんなで清掃すれば美しくなるものですね。清掃活動は、境内が美しくなることは心を美しくしているようなものだと感じました。清掃は自分の心を磨くこと、綺麗にすること、綺麗なものを維持する心を養うことになると思います。

竈山神社の境内にある落ち葉や枝を放置しておいても自分の生活に影響はないと考えるのか、「影響があることも考えられるから、美しくしなければ」と思うのとでは、行動も違ってきますし、心の浄化の姿も違ったものになると思います。心は定期的に浄化すべきだと思います。綺麗なものを見ること、文化、芸術に触れること、自分の関係する場所以外のところの清掃を行うことなどが、心を浄化する方法です。

清掃活動を通じて私達は心を浄化することができました。