今日から和歌山県立博物館で開催される西行の展覧会を鑑賞しました。開会式に引き続いて館内の展示室を案内してもらいました。西行のことは先月開催した「片桐章浩を応援する会」の議会報告を終えた後の質疑の時に話題になりました。
その質疑の中で僕から、和歌山県の偉人の話をしました。陸奥宗光伯、南方熊楠、明恵上人、華岡青洲などの偉人について説明したのですが、一人の方から「和歌山県の偉人として西行さんがいます。中国の観光客が和歌山県を訪れる目的の一つに『西行の足跡を訪ねたい』ことも理由になっているそうです」と教えてもらいました。
では西行はどんな足跡を残したのかあまり知らなかったので、調査事項として「次回の県政報告会までに調べることにしましょう」と宿題として残しました。その後、和歌山県立博物館で「西行展」があることを知り、「片桐章浩を応援する会」のメンバー5人と一緒に、展覧会を鑑賞したものです。
話題になったことや疑問に思ったことは直ぐに調査する、行動に移すことができるチームの団結力は素晴らしいと思います。こんな経緯で私達は調査に訪れ、西行について学ぶ機会となりました。
和歌山県の偉人のことを知る、学ぶ、そして伝えることは偉人の功績を後世に伝えるための基本的な活動となります。西行法師生誕900年記念特別展「西行−紀州に生まれ、紀州をめぐる−」は、和歌山県立博物館で今日から11月25日まで開催しています。文化の秋に、是非、この展覧会鑑賞の機会を持ってもらえると幸いです。
和歌山県内の工業団地のあり方について話し合いました。海上輸送の観点からすると海岸に面した工業団地が適していますが、同時に台風や地震による津波被害の危険性を秘めています。例えば製造業などの場合、内陸部に工場を立地しても問題は少なく、安全性確保のために内陸部での工場立地は選択肢になり得ると考えます。紀ノ川沿いの工業団地は工場立地が進んでいるように津波リスクを回避する企業があるのです。
特に9月の台風第21号の被害の現状と対応するための課題の大きさから、海岸部よりも内陸部に立地することを検討するところもありそうです。
海岸部で立地する場合、津波や台風による海水浸水による被害は仕方ないと割り切って船舶を利用する物流の利便性を優先させるのか、万が一のリスクを避けたいと考えるのかによってどの工業団地が立地に適していると判断するのか異なってきます。
自然災害の全ての危険性をゼロにすることはできませんから、企業が工場立地を検討するに当たって工業団地の多様性を図ることが必要だと考えています。「和歌山県に進出を検討しているけれど海岸部は避けたい」と考える企業もあるだろうし、「物流の利便性を考えると数年に一度の危険性があったとしても海岸部に立地したい」と考える企業もあると思います。
立地を検討している企業の、これらの要望に応えられる和歌山県工業団地でありたいと思います。
- 10月にお亡くなりになったHさん宅にお悔やみに伺いました。闘病生活の末、天国に召されたHさんは映画が趣味でよく洋画鑑賞していました。自室には大型スクリーンが設置されていたので一緒にDVD鑑賞をさせてもらったこともあります。突然の御不幸に驚き、お悔やみに伺いました。Hさんの奥さんは「片桐さんに来てもらって主人も喜んでいると思います」と微笑みながら話してくれました。心からご冥福をお祈りしています。
- 宇宙の話で盛り上がりました。和歌山県にはJAXAが活動した結果があり、最近では民間ロケット発射場の話題があります。宇宙には夢が詰まっているので、宇宙の話を聞いてみたいという話になりました。機会をつくれることを楽しみにしています。