Nさん宅を訪ねました。ご夫婦で迎えてくれて懇談する時間をいただきました。机の上を見たところ卓上ボックスに「片桐さん」と書かれていたのでNさんに「これは何でしょうか」と尋ねたところ「これまで片桐さんが届けてくれた議会報告や資料などを保管するためのボックスです」と答えてくれました。
「これまで届けた資料を保管してくれているのですか。有り難いことです」とお礼の言葉を伝えました。このように議会報告書などを保管してくれていることは嬉しいことであり、今後の活動のやりがいにもなります。
そして「こうして話をさせてもらうと最近の動きがよく分かるので、訪ねてくれることは嬉しいことですから」と伝えてくれました。
歓迎してくれることは僕にとっても嬉しいことであり、ご好意をいただけることは喜びになります。懇談の中でたくさんの良い話を聞かせてもらいましたが、一つ紹介したい事例があります。
Nさんは最近、お医者さんで手術をしてもらったそうです。患部を検査したところ良性だったので手術は日帰りで終えることができたそうです。その翌日、そのお医者さんから電話がかかってきて「手術後の調子は如何ですか」と言ってくれたそうです。Nさんは「はいお陰様で大丈夫ですよ」と答えました。
たったこれだけのことですが、Nさんは「何と心強く感じたことでしょうか」と話してくれました。お医者さんから「大丈夫ですか」と電話をもらったのは初めてのことであり、その一言が「絶対的な安心感につながった」ようです。
僕もお医者さんが手術の翌日、患者さんに直接電話した事例は初めて聞きましたが、その一言が安心感を与えるものだと思いました。医師の役割は技術と共に患者さんに安心感を与えることだと思います。このことは全ての職業の人に該当することだと思います。今後の活動の参考になることだと思っています。
台風第20号で店内に雨水が浸水したお店を訪問しました。当時、現場を見て緊急的な雨水対策を行い、このことをきっかけとして平成30年9県議会一般質問で「和歌山市の雨水対策」として取り上げました。和歌山市内の下水整備を行うことで、大雨に備える基盤を作ることの答弁がありました。集中豪雨対策は都市機能を維持するために必要なことで、河川の整備と共に下水対策は重要な取り組みだと考えています。
毎年、同じことを繰り返さないように、大雨など自然災害に備えられる都市機能を強化することを求めていきます。
尊敬する経営者と話をした時、「私は日頃から人の悪口を言わないことを伝えています。そこで、人の悪口を言うと巡り巡って自分のところに跳ね返ってくる事例を伝えましょう」と言って、その事例を紹介してくれました。
具体的なことは記載しませんが「世の中はそんなしくみになっている」ことが分かるのに十分な説明でした。社会は大きな流れがあり循環しているので途絶えることはありません。悪口は大きな流れを遮断するようなもので、悪口を言っている人のところに歪が生じます。歪が生じたところは流れが悪くなりますから、人の営みという流れと自然界の摂理として因果を探ろうとします。
悪口を言った人に歪の原因があることが分かるので、その部分、つまりその人をそこから動かそうとする作用が働きます。その人がその場から動くことで歪が無くなり、社会はまた元通りに循環していくことになります。世の中でこのような作用が働くことを学びました。
事例を基にして「因果は巡るもの」であることを教えてもらいました。このケーススタディは学びとなりました。