平成30年9月県議会定例会が閉会となりました。主に台風第20号と第21号への対応、復旧するための補正予算の議決などに対応した議会でした。台風被害からの復旧を図るための補正予算の審議と議決を行い、迅速な支援と復旧に努めることになります。特に雑賀崎工業団地を護るための護岸の一部崩壊の復旧は、改良復旧として安全性確保を重視したもので復旧することは最優先すべき事項です。

同企業団地に立地している企業からは県の防災対策に関する意見をいただいています。企業ができる対策は土嚢の配備や工場内の材料や製品を高い場所に置くなどの対策となります。抜本的に工業団地を護るための対策は県が行うべき事項だと考えています。

自然災害への対応を図り、安全確保を最優先することが企業を誘致した県として必要な取り組みです。ある企業は「和歌山県からこの場所への誘致をしていただきました。県に対しては、ここで企業活動を継続できる環境を整えて欲しいと思います」と強い要望を聞かせてもらっています。

和歌山県も戸別訪問を実施し対応してくれていますが、経営者、働く人たちの願いと要望を十分聞いて、県の企業支援活動に反映してくれることを望んでいます。

この議会で提案された議案は以下の通りで、全ての議案が可決されました。僕も全議案に賛成しました。

4か月に一度開催している東部の会が開催されたので参加しました。出席者は会員約30名で、僕からは平成30年9月県議会での一般質問と補正予算の概要について説明を行いました。また台風第21号被害への現在までの対応状況についても説明を行いました。

皆さんからは「県政で議論されている内容が分かりやすく伝わってきました」、「みんな頑張ってくれていることが分かりました。次の台風も接近しているので、無理をしないようにして下さい」と健康を気遣ってくれている人もいたことを有り難く思います。

参加者の中にも浸水被害やカーポートが飛んでしまい、未だに復旧できていない人もいましたが、「対応してくれている人がいるから無理は言えない」と話をいただきました。

皆さんと意見交換をさせていただき、台風で被害が発生した時に必要としていることを聞かせてもらいました。今後の活動の参考になるものです。