活動報告・レポート
2018年9月1日(土)
防災研修会

防災組織の研修会にご一緒しました。この自主防災組織の研修会は毎年実施しているものですが、今年の研修会に関してお声掛けをいただいたので参加しました。

事務局長から研修会に関して会の終わりに挨拶の機会を頂戴しました。

皆さんのお蔭で楽しく学べる研修会になりました。午前6時からの長丁場の研修会でしたが、長さを感じない楽しく学べる機会となりました。今日の研修に加えて説明したいことがあります。それは自主防災の地域での防災計画や行動と違ったものになるものですが、関西広域連合の広域防災計画についてです。僕は今年6月まで関西広域連合議会議員として和歌山県議会を代表して出席していました。関西広域連合は和歌山県を含む関西の各府県と徳島県や鳥取県を加えた府県で構成している地方自治体で、ここでは府県を越えた災害発生時の協力体制と広域防災の考え方などを検討し、広域防災計画としてまとめあげています。府県間の助け合いのしくみや、例えば福井県で原子力発電所に関して避難を必要とするような事象が発生した場合には、関西広域連合に加入している府県が避難を必要としている人を受け入れる体制を整えています。和歌山県でも福井県から避難者を受け入れることにしています。

また福井県と隣接する京都府や兵庫県では、府県を越えて避難訓練を実施しているなど、府県内にとどまらない広域防災訓練により意識向上と災害発生時の避難行動の確認を行っているところです。

地域の防災計画とは違う計画ですが、その計画の組み立て方や広域防災の避難行動の考え方など役立つことが多いと思います。後日、局長か所長のところに関西広域連合の広域防災計画をお持ちし、必要な箇所の解説をしておきますので、参考にしていただけると、今日の研修会に一つの付加価値を加えることになると思います。

今日の機会を次の展開に生かせるようにしてくれたら幸いです。

さてもうひとつが地域環境の変化に伴う安全確保の問題です。道路が拡幅された場合や新しくホテルなどの大型の建築物が建てられた場合、それまでと道路事情が異なってきます。利便性が良くなるに連れて交通量が増えることやそれまでにない死角が発生し、道路の見通しが悪くなったりすることがあります。少し前に皆さんの地域で大型の建築物が完成しています。高い建物が建ったことから道路が狭隘に感じるようになったとの意見もあり、その時から現在まで現地調査を行ってきました。結果として事故はなく危険個所だという申し出もない状況でした。

調査を終えた現在のところは安心していますが、もし今後、道路事情に変化があれば、申し出ていただけたらと思います。道路の安全確保は災害発生時に役立つことになるので、必要であれば平時から改善しておく必要があると考えています。今回の調査した資料は局長にお渡ししておきますので、参考に見ていただけたらと思います。

挨拶の最後になりますが、お昼に皆さんと話をさせてもらった時に、たくさんのご縁をいただきました。僕の父親と同じ職場で働いた経験のある方もいて、とても嬉しく思いますし、ご縁を感じました。今回の研修会に参加したことのご縁を大切にしたいと思っていますが、もし、皆さんからもそれぞれの団体での研修会の機会でお役にたてることがありましたら是非とも相談して欲しいと思います。対応できることがあると思いますので、今回のご縁を大切に育みたいと思います。今日の研修会のお礼とご縁に感謝し、挨拶とさせていただきます。本日は、ありがとうございました。

研修会の中で、僕の父親と同じ会社で働いた経験のある方がいて、このご縁のある話を元に親しくさせてもらいました。また共通の知人がいた方とも親しくさせてもらいました。

勿論、研修会の参加者の皆さんとは今日一日ご一緒させてもらったことで、ご縁を感じています。ありがとうございます。