活動報告・レポート
2018年8月31日(金)
時代の変化
時代の変化

時代が変わっていることについて話し合いました。その一つが学習塾の話です。かつての学習塾は、学校と同じように先生が教壇で講義をしてくれていました。まさに教える先生の役割を果たしていたのです。ところが現在は、教材は学習塾の本部で作成したものを各学習塾で放映し、生徒はモニターを見て学ぶ方式に変わっています。先生の講義を聞くのでなくて、モニターで学習しているのです。

学習塾の先生は教えることがメインではなく、見守りサポートすることが役割となっているようです。システムの変化と共にそれに関わる人の役割も変わっています。

そこで「モニターで学習している生徒が分からない項目があれば先生はどう対応するのですか」という質問に対して「学習は生徒のレベルに対応していますし、理解できるような授業になっているので分からないということはありません。分からないことがないので質問も殆どないのです。もし質問があれば控えている先生が対応しますが基本的には質問はありません。もし授業内容が分かりにくくて質問があるようなら教材の作り方が悪いのか生徒のレベルに合わない教材を使っているのかの問題になりますから、生徒のレベルに合わせた段階に戻って授業をするなど対応します」という回答でした。

昭和の時代と全く変わっています。教え方の上手な先生の講義を地方都市でも受けることができる。そして話している内容で重要なポイントはテロップで印象付けるなど教材は工夫されています。昭和の時代は東京の有名な塾の講師の授業を地方都市で受講することはできませんでした。もしそのビデオを見たとしても全ての生徒のレベルに合わせたものではないので理解できない箇所もあり、ビデオなので質問もできませんでした。生徒のレベルに応じたきめ細かい教材づくりと編集によって質問しなくても良い教材ができているのです。だから一定の速度で学習が進展していくことになります。学力の基礎がある生徒はどんどんレベルアップしていきますし、そうでない生徒も段階を経てレベルアップしていくようになっています。

昭和の世代はライブでなければ不安がありますが平成の時代の学習方法は全く違っていて、その学習方法がより効果があることを知り驚きます。これが時代の変化であり、専門家がデータに基づいて科学的に教材を作成し実施していることを、過去の自分の経験と違うからという理由で否定することはできません。時代に応じた取り組みを否定するようなら、それは年長者の弊害ということになります。

また英単語を覚えるに際しても電子辞書で覚えているので、辞書に下線を引いて覚えるだとか、書いて覚えるという作業はあまりしないようです。昭和世代は書かないと覚えられませんでしたが、デジタル世代は見て覚える。というよりも見たことをイメージして定着させているような感覚です。ここにも大きな違いがありますが、これが時代の変化だと思います。

知らないところで時代は変化し続けています。自分が関わっている仕事も変化し続けていると思って、環境変化に対応していける柔軟性を意識しておきたいものです。それは人の意見を聞くこと。特に若い人の意見を素直に聞けることが柔軟性だと思います。経験はとても大事ですが、そこに時代の変化に伴って必要とされる未経験の知識を得る姿勢を持つことで、より経験が価値あるものになると思います。

その他
  • 道路危険個所の点検をした結果について話し合いました。点検した結果、これらの道路での事故の実績はなく、直ぐの対応の必要性は低いという結論になりました。但し、一時停止することで安全性の向上につながることから、道路管理者とも協議して、より安全な道路環境を整えたいと協議しました。
    また時差信号の場合、対向車線の信号が赤になったことが分からないので、どうしても右折のタイミングが遅れることになります。時差信号の時差が短ければ、2台か3台だけしか右折できないので時差信号のあり方に関しても協議を行いました。結果、時差信号の標識は全国統一であり、独自ルールでの変更は難しいとなりました。
  • 医療観光に関して話し合いました。和歌山市で10年以上前に検討した施策なので、懐かしく感じました。今でも医療観光は実現すべき施策だと思っています。