活動報告・レポート
2018年8月25日(土)
会長・副会長会議
会長・副会長会議

後援会の会長・副会長会議を開催しました。今回は、秋以降の後援会活動について打ち合わせを行ったものです。10月には「感謝の集い」を開催しますが、同月「歌舞伎鑑賞会」を計画しています。また平成31年1月には宝塚歌劇の鑑賞会の計画を立てています。これらの後援会活動について、実施内容や準備事項などの協議を行いました。

そのため元宝塚歌劇の森央さんにもゲスト参加してもらって、宝塚歌劇鑑賞についてアドバイスをいただきました。宝塚の経験話だけでも十分に興味深く、鑑賞する機会が作り出せることを嬉しく思います。

宝塚のスターの人柄について尋ねたところ、次のような答えがありました。

「スターになる人は謙虚で偉そうにしません」とタイプを話してくれたので、「どんな世界でもトップの人は謙虚な人が多い」と改めて感じました。トップに立つ人は、ファンからの握手などの依頼には快く応じて、笑顔で対応しています。ファンへの気配りが行き届いている人が「スターになれる人」だと説明してくれました。

スターになれない人は、人気が出始めるとそれまで応援してくれたファンに対しても、挨拶をしなくなったり、笑顔で応えなくなっていくタイプだと聞きました。下積み時代からのファンを大切にする気持ちが階段を上っていく基礎となっていることに気づかないようです。

挨拶と笑顔そして握手は宝塚のトップの条件のようですが、社会で求められる資質と同じだと思います。トップに立つ人ほど謙虚で礼儀正しい人が多いのです。挨拶と笑顔、場面に応じて握手もありますが、これらは人間関係の基本の三要素だと思います。

そしてスターのもう一つの条件を伺いました。それはファンに支えられていることです。どれだけ歌が上手くても、どれだけ踊りができても、どれだけ綺麗でも、ファンを大切にしていない人はスターになれないそうです。ファンはどんな時でもその人を支えてくれています。ファンの中心的な人が他の人にも呼びかけてくれて、「宝塚の○組の公演があるから観劇に行きましょう」などファン層を広げてくれています。売れない時代に「チケットを引き受けて」と依頼すれば、快く引き受けてくれるファンがいることがスターの条件です。熱心に支えてくれる人の存在は不可欠で、どれだけ売れるようになっても支えてくれているファンを大事に思う心の持ち主がスターの階段を上り始めるのです。

「なるほど」と思うことばかりです。宝塚は華やかな世界ですが、その雰囲気に流されることなく挨拶や笑顔など人としての基本を大事にしていること。そして応援してくれるファンを大切に思うことがトップに向かうための条件です。

勿論、そこに至るまでには厳しい歌やダンスの練習を頑張り抜くことが必要となります。歌やダンス、お茶やお琴、和舞踊など、文化芸術的なことは全て習って、自分のものにしなければならない厳しい世界です。練習を積み重ねた選ばれた者たちが舞台に立ち、今度は多くの人に夢を与える立場になるのです。夢を与える立場に立つためには、厳しい練習や鍛錬が必要になるのは当然のことです。夢に向かう努力を成し遂げた人が、人に夢を与えることができるからです。

日頃、何もしていない人が人前に立って演説を始めても、人の心に響くような演説はできません。歌もダンスも練習していない人が人前で歌っても、聴く人の心に感動を与えることはできません。努力をしている人が一定レベルまで到達した時、人に感動を与えられることになるのです。何も成し遂げていない人の話を人は聴いてくれません。まず努力して結果を出してから人に伝えることができるのです。

宝塚歌劇の話を聞きながら、社会の源流は同じで人としての基本ができている人が頭角を現していくことになると思いました。

本日の会長・副会長会議に出席していただいた役員の皆さんに感謝しています。とても良い成果を出すことができました。ありがとうございます。

書道展

書写書道作品展に行ってきました。和歌山県書道資料館が主催している作品展は24回目を迎えています。展示されている作品は小学生から高校生までのもので、いずれも伸びやかで元気な作品の仕上がりでした。作者が自分の好きな字体を選んでいるので、同じ課題でも個性が違うので楽しく拝見できました。

書写書道作品展 書写書道作品展
その他
  • 明日からの研修会に際して準備を行いました。欠席になった人のチケットのキャンセルや変更手続きなどを完了し、明日の研修会に備えています。
  • 向陽高校3年F組のクラス会に参加しました。毎年8月に開催しているもので、みんな楽しみに待っています。今年もお馴染みの顔が集まり、現代から過去まで時間を越えて夏の夜を楽しみました。