和歌山県議会〈和歌山市選出議員〉として、和歌山市内の中学校PTA役員さんと一年に一度、懇談の機会を設けています。議題は高校入試制度に関わるPTAからの要望をお聞きして、次年度に反映させることを目的としています。中学生にとって高校入試は人によって異なりますが人生の最初の関門となるものです。15歳の春の試練を乗り越えて中学生は逞しくなる節目の時です。この大事な時期を大切に思う親の心を高校入試に反映させることは大きな課題です。
和歌山県教育長も出席して参加者からの質問に対応してくれました。平成30年度の高校入試、更にその次へとつながる高校入試制度につながることを視野に入れて対応することにしています。
「和歌山市内の経営者の下で仕事をした経験談を聞いてきました。参考になると思うので聞いて下さい」と連絡をもらったので話をお聞きしました。
その方は三代の経営者に仕えてきた経験があるそうです。良い経営者とそうでない経営者の対比は参考になるものです。その方の仕えた経験から感じた良い経営者とそうでない経営者との比較です。
- 部下の話をよく聞いてくれる。
- 問題が発生して相談に行くと、責任を持って判断を下してくれる。
- 「おはようございます」、「今日もお疲れさまでした」など気軽に声を掛けてくれる。
- 会社で呼んだタクシーの運転手さんに対しても「今日もありがとう」、「当社のことで気づいたことがあれば何でも相談して下さい」など親しく声を掛けているので、タクシー会社からも評判が良かったこと。
- 会議には時間通り来てくれるので開始時間は守られる。
- 経営者はどんな話でも聞いてくれると分かっているのでお客さんからのクレームにも自信を持って対応できる。
- 自分の意見を主張して部下の意見を聞かない。
- 会社のことなのに責任を回避する。「俺の責任にならないわな」など、部下に責任回避の言葉を投げかける。
- 自分が偉いと思っているので部下に挨拶はしない。
- 自分が偉いと思っている姿勢は変わらないので社外からも評判が悪い。
- 会議の時間前に呼びに行くけれど、開始時間通りに来たことがないので開始時間は常に遅れる。
- 部下の話を聞いてくれないことが分かっているので、お客さんからの要望には応じないで上司に相談することなく断ることが多い。
以上のような違いがあります。良い経営者とそうでない経営者の違いは、物事への対応が全く表裏の関係にあることです。同じ事象への対応が全く違っていることが特徴で、良い経営者の行動を見習うと良いことになります。
和歌山市が普及促進のため感震ブレーカーの補助制度を設けています。自らの命と財産を守り、近隣の安全ために感震ブレーカーの申し込みをして取り付けをしてくれた方を訪問しました。数か月前に感震ブレーカーの補助制度の説明を行ったところ、早速、導入を決めてくれて申し込みと工事を実施してくれました。全ての工事が完了したので必要経費の決済をして感震ブレーカーの設置を完了しました。後の必要な手続きは、取り付け結果報告を和歌山市役所に提出するだけになりました。
今回、感震ブレーカーの説明を即座に理解して取り付けることを考えてくれた皆さんに感謝していますし、防災のために和歌山市役所が整えた制度を早速、活用してくれたことを嬉しく思います。一人の取った今回のような行動がまちの安全へとつながります。
話の最後に「みんなが感震ブレーカーを取り付けないと地域全体の安全になりませんね」と意見がありました。全くその通りで、地域全体が防災意識を高め行動することが大事なことです。