活動報告・レポート
2018年8月8日(水)
建設委員会
建設委員会
建設委員会視察

和歌山県議会建設委員会が開催されました。今日の委員会は現場が大事であることから、紀ノ川の治水対策を中心に視察を行いました。

最初に訪れた場所は橋本市恋野の橋下部工です。橋本市の橋梁の中で一番奈良県寄りの場所ですが、道路幅が狭隘なこと、供用開始をしたのが昭和20年代であることから、大型車両が通行できることと老朽化した橋梁なので改修する必要があることから橋の架け替え工事を行っています。

紀ノ川の最上流なので、紀ノ川河川改修計画に基づいてしっかりとした工事をする必要があります。昭和20年代と比較すると車両は大型化していること、通行量が格段に増えていることから、橋脚の荷重の安全性を保つためにも架け替えを決議したものです。

建設委員会視察 建設委員会視察

和歌山市から見えないところで県土の安全性を確保する取り組みを行っています。

続いて紀ノ川左岸九度山2号橋の建設現場を訪れました。この橋は橋本市と九度山町を結ぶ農免道路を接続する橋脚で、この道路が完成すると橋本市と紀の川市を結ぶことになり利便性が向上することになります。平成31年度の完成予定ですから、竣工時期を今から楽しみに待っています。

建設委員会視察 建設委員会視察

続いて岩出市を流れる紀ノ川の狭窄部の改修工事の現場を訪れました。集中豪雨への備えとして紀ノ川の改修工事を実施しているところですが、一番の問題個所が岩出市を流れる紀ノ川の狭窄部の改修です。この地点は紀ノ川と貴志川が合流する地点であり、大雨の都度、貴志川のこの付近が浸水しています。浸水被害をなくすために改修工事に着手しているところであり、岩出市、紀の川市、そして和歌山市の安全確保のためにも紀ノ川や貴志川、和田川の改修に努めていきたいと考えています。

河川改修は地味な取り組みですが、地域の安全を確保するための治水対策として重要なので、早期完成と県民の皆さんの理解を得ることに努めたいと考えています。

建設委員会視察 建設委員会視察

紀ノ川と貴志川の合流地点を確認することができ、この場所を改修することで両市の浸水対策につながると確信を得ました。今回の河川改修工事では、将来の和歌山市の姿を思い描いて理想の街の姿を実現させようとしています。そした総業費は約90億円ですから、皆さんの意見を聞いて効果的な対策になることを祈念しています。

そして本日の建設委員会の最終の訪問地は西脇山口線の川永工区です。昭和48年から事業に着手している都市計画道路ですが、45年を経てようやく完成時期が見え始めました。課題はあるものの地元合意を得て、都市計画道路の事業化が進展する運びになっていることを嬉しく思います。

地元の皆さんと共に和歌山県、和歌山県議会が連携を図り、早期供用開始を目指したことも事業化の後押しになっていると思います。

海南支部
関労海南支部定期大会

関労海南支部定期大会が開催されました。今回が節目の50回目の大会となるものです。冒頭、委員長から「昭和45年に支部が発足しました。その当時は最新鋭の火力発電所でした」という挨拶がありました。それから48年目の夏を迎えています。当時の最新鋭火力は時代と共に変遷を迎えています。現在、その歴史を担っている現役役員の皆さんの御苦労は察するに余りありますから、これからも歴史を重ねて欲しいと思います。

僕からも大会挨拶をさせていただきました。歴史の重さを感じる機会はそれほど多くありませんが、今日の大会に出席して歴史の重さを感じました。来年の51回目、その次の52回目と歴史を刻んで行って欲しいと願っています。

その他

白血病でお亡くなりになったNさんを偲ぶ会を開催しました。縁のあるメンバーが集まっていることをNさんは喜んでくれていると思います。Nさんを慕っているメンバーが更に結束力高め、時代を担っていく覚悟を固めました。