素晴らしい経営者との出会いの機会をいただきました。九州から関西に出てきて見知らぬ土地で会社を起業し、その後、苦労を重ねながら上場した経営者です。知人を通じて「片桐さんと会わせて欲しい」と依頼があり出会ったものです。優しい目をしていますが、知人の社長は「厳しい人ですよ。僕にとっては親父のような存在です」と話していたように、優しいけれど厳しさを秘めている人だと感じました。
会社を上場させるまでの苦労と維持する苦労があり「会社を維持発展させることは大変なことです」と微笑みながら話してくれましたが、言葉の中に昔気質な気質が感じられました。「会社を上場できた要因はどんなところですか」という質問に対して、「会社を大きくできたのは皆さんの支えがあったからです」と答えてくれました。会社や組織を大きくするためには個人の力では無理で、周囲の人の支えが絶対に必要です。周囲の人からの支えなくして上場を果たせることはありません。
そして人に支えてもらうための条件は、経営者の信頼と人柄に尽きます。信頼と人柄を兼ね備えていることが組織を大きくするために必要なことで、抑えつける力や切れるだけでは個人の資質以上のものになりません。
人として大事なことを会話の中で教えてくれました。
その経営者が「是非、片桐さんに会わせて欲しいと彼に頼んでいました。とても楽しみに来たのですが、会うことができて本当に良かったです。これまで数多くの政治家と会い話もしてきましたが、片桐さんのような政治家は初めてです。会うまでは緊張しながら来たのですが、初対面の私に対しても気さくに、親切に話をしてくれていることに感謝しています。予想していたよりもずっと素晴らしい人だと思います。私にできることがあれば何でも言ってきて下さい。お手伝いをしたいと思います」と話してくれました。
人生の先輩からいただいた話に感謝しています。
津秦天満宮の夏祭りが開催されました。暑い日差しの中でしたが神事と茅の輪くぐりなどを行い、安全や健康をお祈りしました。そして僕は37年間続いている鼓笛隊の激励と応援に駆けつけました。奉納演奏を前にして最終の練習を鼓笛隊が行っているところを訪ねて練習を見守りました。最終の練習を終えた時、隊長が「よし、大丈夫。この演奏で行こう」と激励の言葉で締め括りました。
鼓笛隊への激励の言葉は次の通りです。
こんばんは。暑い中、本当にご苦労様です。今回が37年目の奉納演奏となりました。地元神社と協調しながらこれだけ続けている奉納演奏は他にないと思います。37年目の夏の演奏を楽しんで欲しいと思います。
先ほど、鼓笛隊の皆さんの練習を見せてもらいました。三か月も練習を続けてきた成果を感じられました。練習は三か月ですが、それまでの一年間、もっと言えば37年間も練習を続けてきたものです。この練習を続けてきたことを私達は知っていますから奉納演奏に感動するのです。人は隠れた取り組みを知っていることで感動の度合いが増していきます。
丁度、夏の甲子園を目指す高校球児たちの戦いもベスト4になりました。残念なことに母校は今日の試合で敗退しましたが、日ごろからの厳しい練習を知っているので、試合を見ると感動するのです。スポーツも演奏、その他のことも同じだと思います。鼓笛隊がこの日を目指して練習してきたことが私達を感動させてくれるのです。
この後、奉納演奏へと向かいますが、暑さを吹き飛ばすような演奏を聞かせて欲しいと思います。今日までの頑張りを称えると共に、奉納演奏を楽しみにしています。
今年も津秦天満宮夏祭りが盛大に開催され、皆さんのエネルギーが熱気を感じさせてくれました。
- 和歌山市観光について意見交換を行いました。友ヶ島観光は好調であることや和歌山城を活用した納涼の取り組みなど、新しい企画に期待感があります。また白浜のパンダの話題にも触れ、上野のパンダと同じぐらい取り上げて欲しいと話し合いました。白浜のパンダもとても可愛いのですから、もっと見に来て欲しいと願っています。
- 加太にある休暇村紀州加太は施設もサービスもとても充実しています。また友ヶ島観光の拠点にもなる施設なので、是非、和歌山県観光に訪れる皆さんには、この施設も訪問して欲しいと思います。夏の加太を体験するために関係者の皆さんと話し合いました。