若い人を中心に「ライオン和歌山会議」を設立して毎月会合を開催しています。会場規模に応じて40人から60人のメンバーが参加して交流を深めています。今月の会合で企画モノとして「片桐議員に質問しよう」というコーナーを設けてくれました。このコーナーの主旨は「片桐議員に聞いてみたいことを何でも聞いてみよう。答えられない質問をしてみよう」というもので、メンバーが近い距離にあることから質問しやすい雰囲気があり、気軽に思っていることを質疑し僕が応答したものです。
初めての企画でしたが質問をしてくれたので、きっとためになる、そして楽しい企画になったと思います。
メンバーからの主な質問は次の通りです。
- 世界の中で日本はどんな存在ですか。
- 日本の中の和歌山県の存在はどんな位置にありますか。
- 現在の和歌山県が必要なものは何でしょうか。
- 和歌山県の将来の柱になるべき政策はありますか。若い人が夢を感じるようなものはありますか。
- 統合型リゾートに和歌山県は選ばれるのでしょうか。また和歌山県の候補地の基準はどうなっていますか。広い敷地が必要であれば他に候補地があると思います。
- IRは全国で三か所選定されますが、和歌山県は候補になるのでしょうか。
- 片桐さんはIR誘致に賛成ですか。反対ですか。
- カジノ依存症が心配です。パチンコでも依存症の人がいますから対策が必要だと思います。依存症にならないための対策について教えて下さい。
- 雇用が2万人、経済効果が3千億円であれば一大産業です。他の誘致よりもIR誘致を推進し成功させることが和歌山県にとって必要だと思います。候補地も含めて強力に推進すべきですが県の姿勢について教えて下さい。
- 片桐議員が特に力を入れている政策は何ですか。
- 年末に向けて株価の動向はどうなりますか。
- 徳島県との連携を図って欲しいと思います。徳島県と和歌山県を結ぶフェリーの利便性向上と料金を安価に保つための補助について検討して下さい。
- 紀淡海峡ルート計画はどうなっていますか。
- 和歌山県の観光といっても経済規模は小さいと思います。観光産業が産業の柱になり得るのでしょうか。
- 紀伊半島一周高速道路の完成の見込みについて教えて下さい。
- 串本町のロケット発射場のことが言われていますが、その状況について教えて下さい。
主な質問は以上のようなものでした。質疑応答をした感想として、若い人たちは和歌山県の将来にインパクトを与えるような政策と実現を期待しています。現在を良くするための政策も必要ですが、将来、和歌山県で生活をすること、仕事を続けることができる環境の整備を求めていると感じます。
質問と答弁の中から、和歌山県が取り組むべき政策として次のものの期待値が高いと感じました。
- 統合型リゾートの候補地になること。
- 紀淡海峡ルートの実現の道筋をつけること。ルートは道路と鉄道の両方が必要であること。
- 紀伊半島一周高速道路の早期実現を図ること。
- ロケット発射場を建設することと、観光資源として整備すること。
- メタンハイドレート、海流発電の実現を図り資源産業を生み出すこと。
- コスモパーク加太、和歌浦などの未利用地にリゾート開発を手掛けること。
大型のプロジェクトへの期待が高いので、実現に向けた取り組みの必要性を更に認識しました。
「防災先進県 made in 高知県」のバッグと防災ブックを「高知県の防災意識の高さを感じる取り組みです」という言葉と共にいただきました。今夏、西日本豪雨でも高知県の被害は小さく、これまでの防災対策の成果だと思われます。個人的には、防災意識の高さと対策を実行していることを学ぶ必要があると感じています。
今回の西日本豪雨の雨量から和歌山県としての備えについて議論を交わしました。県民の皆さんへの避難勧告などは、これまでよりも早く出すしくみを整えていますが、更なる周知と意識づけが必要だと感じています。また河川整備を進めることや下水道整備基準の見直しなどが必要だと感じています。今回の雨量と被害を検証しながら和歌山県としての集中豪雨対策を検討することを考えています。
平成31年5月1日から新元号となります。新しい時代を迎えるに当たり、それに相応しい式典を和歌山市内で開催することを企画しています。今日は企画会議を行い基本路線を話し合いました。企画会議を続けて詳細を詰めることにしています。
後援会組織のひとつである貴章会を開催しました。意見交換などを行いメンバーの交流を深めました。今日の主なテーマは次の通りです。
和歌山県に誘致をして欲しいという意見が多数でした。和歌山県の地域再生のためにIR以外にないという意見もあり、地域再生のために是非とも必要で、和歌山県こそ立地すべきであるとの意見でした。
・少子化問題への対応について。一気に解決できる対策はありません。勿論、和歌山県だけが人口を増加させる妙案もありません。全国で成果のある取り組みがあれば導入したいぐらいですが、そんな施策はありません。ただAIの進展による仕事の減少、和歌山県民所得が低いことなど、子どもを増やせる環境にないことは事実です。逆が真だとすれば、仕事を増やすこと、県民所得をあげることが少子化対策となりますが、働く場所が少ないことと所得が全国平均より低いことが現実的な課題ですが、これを解決できたとしても少子化問題の解決にならないところが、この問題を考える上での難しさです。
地域の発展のため、和歌山県の将来のためというテーマを議論するのではなく、個人の幸せの選択肢として、子どもに囲まれた生活もあり得ることを実感できるような価値が必要だと思います。
ただ社会の価値の多様化は短期間で作れるほど簡単なものではないので、教育が鍵となります。そして成果が表れるのは20年以上先のことになりますから、世代を超えた取り組みが必要です。
・和歌山県内へのスケボー施設の設置について。平成30年2月議会でスケボー施設の設置の件を議会で取り上げました。皆さんから「スケボーの支援は大賛成」の意見をいただきました。早期設置を希望してくれていますから、実現に向けて組織化と更なる連携が必要だと考えています。
以上のようなテーマで議論を交わしました。