県議会報告会を行いました。今日の報告会で説明した内容は次の通りです。
1.和歌山市内に進出予定の大学について。
和歌山市内中心地に4つめの大学が開学する運びになっています。既に3大学の開学が決定していますが、4つめ大学として宝塚医療大学が進出する計画になっています。
2.和歌山南スマートインターチェンジについて。
平成31年3月に供用開始を目指して工事が進められています。工事は順調に進んでいることから、現段階の見通しとして平成31年3月の供用開始を予定しています。このインターチェンジが開通することで和歌山市の東南部や海南市の北部の利用者の便益が図れることになりますし、交通の分散化により渋滞緩和が期待できます。
3.紀淡海峡ルートについて
四国と和歌山県を結ぶルートが紀淡海峡ルートです。四国新幹線と道路の両方で四国と和歌山県を結ぶ計画の実現に向けて活動しています。ずっと以前、和歌山県として建設要望をしていた時期がありましたが、この構想の実現に向けた要望活動は薄れていました。
しかし当時と異なり、関西空港ができたこと、整備新幹線計画の中で四国新幹線が最後に残された区間であり、実現に向けた取り組みを実施していることなどから、紀淡海峡ルートの実現を目指す活動を開始しています。
紀淡海峡ルートは第二国土軸を形成する道路と鉄道であり、災害への備えや物流ルートの二重化などの観点から必要ルートであると考えています。早期実現に向けて関西、四国の府県が国に対して要望活動を実行しているところです。
4.統合型リゾートについて
和歌山県も統合型リゾートに名乗りを上げる予定にしています。和歌山県として構想を立案し県民の皆さんや事業者に向けて構想を発信しているところです。和歌山市は統合型リゾートの立地条件に適していることからも推進しているところです。
和歌山県の観光資源と組み合わせることで他にないIR施設に仕上げることができると考えて、法案の動きを注視しながら遅れることのないように取り組みを行っています。IR施設は最初に三か所が認められる予定なので、法制化以降はその中に入ることを目指した計画づくりを進めることになります。
5.和歌山県のエネルギー資源について
和歌山県が持つエネルギー資源としてメタンハイドレートと海流発電の適地があります。和歌山県は将来のエネルギー資源を持っているので、実用化に向けた要請と国による調査を依頼しているところです。和歌山県にエネルギー産業が誕生すれば経済効果も雇用拡大にも資することになり、わが国で初となる資源産業を誕生させることができます。
資源を持たない県では実現できないことなので、和歌山県の特性を生かした産業を創り出すことを目指しています。
以上の項目について説明と質疑応答を行いました。和歌山県にも大型プロジェクトがあり、現状に悲観することなく将来性のある県であることを認識してもらいました。
岡崎邦輔の別荘だった建物が和歌浦で純喫茶「リエール」として活用されています。地元片男波の方から「岡崎邦輔の別荘が活用されている」と教えてもらったので行ってきました。古い建物をそのまま活用しているので時代を越えたような感覚があります。しかも岡崎邦輔の別荘という歴史的背景があるので「凄い場所にいる」と感じながらわずかな時間ですが滞在してきました。
この「リエール」は和歌山県の観光パンフレット「わかやま歴史物語100」でも紹介されているほどですから、和歌山市に観光に訪れた人には是非とも訪れて欲しい場所です。そのためにも建物の歴史を知っておく必要があると感じています。
また陸奥宗光外務大臣に縁のある建物が現存し、訪れることのできる場所として活用されていることを嬉しく思っています。
後援会役員会での協議事項について打ち合わせを行いました。7月14日に役員会定例会を開催するので、8月以降の活動について図ることにしています。