活動報告・レポート
2018年6月28日(木)
県飲食組合総会
県議会
平成30年6月県議会定例会もあと二日となりました。明日の採決を控え議案の精査を行っています。意見書も出揃ったのでその内容を検討しています。また本日、追加案件として人事案件三件が提案されたので明日の採決に加えることになりました。

その他、議会運営委員会と議員互助会が開催されたので出席しました。

県飲食組合総会

和歌山県飲食業生活衛生同業組合総会が開催されました。今年の開催地は白浜町で、議会終了後に和歌山市から白浜町の会場に向かいました。

一年に一度の総会は講習会、活動方針の確認などを行い、県内各地から集まった各支部の皆さんとの交流会も行いました。開会にあたり挨拶の時間をいただきました。

皆さんこんにちは。先ほどまでの総会、大変お疲れさまです。いま6月県議会が開催されているため、途中からの参加となりますが、よろしくお願いいたします。僕は先週、一般質問をいたしました。その中で明治150年の和歌山県の取り組みについて質疑を交わしましたが、この明治150年の取り組みが盛んな県が高知県です。高知県では明治150年に合わせて観光につながるイベントを開催しています。

高知県では明治150年の観光振興を企画としていることから、夏に視察に行こうと考えています。そしてこの高知県は飲食に関して特筆すべき特徴があります。一人当たりの外食にかける費用が全国で一番高いことです。つまり外食でお金を使っている県民が多いということなのです。東京都よりもたくさん外食費を使っているのが高知県なので、その秘密を調査したいと考えています。ここにいる和歌山県の理事長に協力をしてもらって、高知県の理事長を紹介してもらおうと思っています。

そして今年の和歌山市料理飲食組合の総会で話したことですが、わが和歌山県の飲食に使う金額は全国で一番低くなっています。全国で最も外食費を使わない県が和歌山県なので、これが飲食業界の大きな課題だと捉えています。

高知県に視察に行った際は飲食組合と飲食業界の取り組みについて学んできたいと考えていますので、皆様に水平展開をさせていただきます。参考になるような情報を仕入れてきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

最後になりますが、飲食組合の発展と皆さんのご健勝をお祈りして挨拶といたします。ありがとうございます。

開会後、役員の皆さんと意見交換を行いました。皆さんから「高知県の外食にかける費用は高いのですね」と話がありました。流石、飲食組合の役員の皆さんです。早速、高知県の外食費用が高いことの見解を話してくれました。

  • 高知県は日本酒文化があります。日本酒と皿鉢料理の組み合わせが食事を進めると思います。皿鉢料理は意外と値段が高いので、食事単価が高くなると思います。
  • 県民性としてお酒を楽しむ傾向があります。盃の形も机に置けないようになっていたり、大きな盃で飲んだりしているので、飲むお酒の量が多くなると思います。
  • 坂本龍馬のイメージにあるように日本酒を豪快に飲むことが文化になっていると思います。日本酒を飲んで語り明かすことが高知県の文化だと思います。
  • 夜間の繁華街が賑わっています。観光客よりも地元人が飲食を楽しんでいることから観光客の増減に関係なく外食文化が定着していると思います。観光客が外食費を底上げしているのと違うように思います。
  • 高知県に出張に行く機会があります。向こうはお客さんをお酒とカツオ料理でおもてなしをする文化があります。一次会で返してくれないので、二次会からその次まで夜の時間を過ごすことになります。人との交流を楽しむ県民性があると思います。

速攻で以上のような見解を話してくれました。高知県の飲食関係者から話を聞くことが楽しみになってきました。和歌山県で展開できる方策があれば嬉しいことなので現地で調査したいと考えています。

その他
  • 地域開発の動向に関して情報交換を行いました。より幅広く、多くの人と会うことで情報を得ることができます。
  • 和歌山県に進出している企業の皆さんと、県内への企業立地に関する意見交換を行いました。新規立地を考えている企業には優遇措置がありますが、既に進出している企業に対しての支援はありません。進出している企業は地元雇用を確保していますし税金も支払いしています。また和歌山県内での財界活動も行うなど和歌山県に貢献しているので、もっと支援策を考えて欲しいという意見などが出されました。
  • 竈山神社を観光名所にするための企画提案をいただきました。和歌山市の歴史ある神社のことを知ってもらうための企画に期待しています。