活動報告・レポート
2018年6月20日(水)
県議会一般質問初日
県議会一般質問初日
県議会一般質問の答弁で、知事から次のような元気が出る発言がありました。
不利な状況は有利な状況になる可能性があります。県内農産物の輸出、ロケットビジネス、IRの誘致、大学の誘致などは状況を打破する取り組みです。これらの施策に対して批判をする人がいますが、批判をするだけでは衰退することになります。批判があっても何を実行すべきか考えて実施することが政治です。
政治に携わる人や行動している人に対しての批判はつきものです。それでも行動することが大事なことだと改めて認識することができました。
一般質問を前にしての意見
昨日、6月21日の一般質問項目の通告を行いました。一般質問項目は次の通りです。
1.ヘルプマークの普及について
・県が普及に努めているヘルプマークの広報について。
・交付窓口のない市町への拡大について。
2.和歌山県の明治150年に関する取り組みについて
・和歌山県における明治150年の取り組みについて。
・外交史料館との連携展示の開催について
・明治150年を契機とした観光振興について。
・高校の図書館への「叛骨」の配置について。
・津本陽氏の顕彰について。
3.心の教育について
・小中学生の心の教育の取り組みについて。
・外部講師による心の教育授業について。
4.和歌山市における鉄道のあり方について
・鉄道事業者や和歌山市との勉強会について。
・鉄道の利便性向上について。
・紀淡海峡ルートと四国新幹線の早期実現に向けた取り組みについて。
一般質問を明日に控えて、皆さんから問い合わせをいただいています。
「四国新幹線の実現に期待しています。かつては深日港から淡路島までフェリーが就航していましたが、随分前に廃止となっています。深日港から淡路島まで1時間程度で行くことができたので時々、淡路島まで観光に行っていました。試験的にフェリーも就航しているようですが、道路と鉄道で結ぶことができると四国との距離が近くなるので実現して欲しい提言です」。
「移動時間が長いと交流機会は少なくなります。人と人の関係やビジネスの機会も少なくなるように思います。鉄道も道路も接続することが人と人をつなぎ、市と市を結ぶことになるので、単独でいるよりも政策の効果が大きくなります。紀伊半島と四国は近いようで遠く感じるのは直接の陸路がないからです。四国新幹線計画には大いに期待しているので取り上げてくれたことを嬉しく思います」。
「JR和歌山駅を利用する機会が少なくなっています。それは天王寺までの移動時間が長くなってしまい、紀州路快速に乗っても約70分もかかるからです。大阪まではせめて1時間以内で到着したいと思います。もっと時間短縮してもらわないと、今利用している南海電車の特急サザンをこれからも利用することになります。だからJR和歌山駅と南海和歌山市駅を連結して欲しいと思います。つなげることが利便性向上につながり利用者が増えることになります」。
「和歌山県の若年層の自殺死亡率が高いことは問題だと思います。家庭でも道徳心のしつけをしていますが、学校教育の心の教育は重要だと思います。和歌山県では心の教育を実施しているにも関わらず自殺死亡率が高いことはやはり問題だと思います。これから先に取り組むのではなくて、今から重点的に取り組みが必要だと思います。今回は絵本を活用した心の教育について質疑を交わすと聞いていますが、学校教材と共に自殺対策予防で購入している絵本の活用に関しても関心を持って一般質問を聞きたいと思います」。
「明治150年の和歌山県の取り組みに注目していました。しかし中々見えるものがありませんでした。県が実施した旧県議会議事堂での陸奥宗光シンポジウムには行きましたが、その後の展開につながっていないように思います。偉人の功績を知り、志を引き継ぐためには継続した訴えが必要だと思います。平成30年度にも明治150年の取り組みは必要だと思っているので、本年度の県の取り組みに期待しています」。
「今回の一般質問も楽しみにしているので傍聴に行く予定です。近所の人も『片桐さんの議会を見に行きたい』と話してくれているので一緒に傍聴に行くことにしています。片桐さんは勉強熱心なので、今回もどんな質疑を交わすことになるのか楽しみにしています」。