活動報告・レポート
2018年6月13日(水)
県議会二日目
県議会二日目

県議会二日目を迎えました。本日は議長と副議長、常任委員会委員や予算特別委員会、そして議会運営委員会の選定などが議題となり、それぞれの委員が決定しました。

県議会二日目

今回、常任委員会は建設委員会委員となり、予算特別委員会と議会運営委員会委員にも就任することになりました。建設委員会は2年振りの委員となります。和歌山県内一周高速道路の実現や第二阪和国道と京奈和自動車道の接続道路、そして紀淡海峡ルートと四国新幹線の事業化など、将来の県土発展につながる構想がたくさんあるので、少しでも現実のものにするために建設委員会を希望したところです。今年一年は県議会建設委員会委員としても活動することになります。

また議長宛に通告していた一般質問の日時が決定しました。僕の一般質問は平成30年6月21日の木曜日、午後1時からの予定となりました。今日現在の案ですが、大きく4項目について質疑を交わす予定です。

当局の方々と議論を交わしながら、早速、一般質問原稿の作成に取り掛かることにしています。

県議会棟には紫陽花の花が飾られ、季節を感じさせてくれています。

和歌山県の観光地

元教育者から和歌山県の観光名所の解説を聞かせてもらいました。今日聞いた主な観光地の解説を記します。

高野山は標高約800メートルですが水が豊富です。水が豊富にあったことから空海が高野山にお寺を開創したのです。何故、標高800メートルの山に水が豊富にあったのか。それは高野山の周囲には標高1,000メートルを超える山々があり、それらより標高が低い高野山に水源ができているからだそうです。わずか300メールから400メートルの盆地にある高野山が適地とされている理由は豊富な水があったからなのです。物事には自然の摂理がある。そんなことを思って高野山観光を考える契機となりました。

津田屋敷は紀の川市にあります。津田屋敷で使われている柱は柾目の木が使われています。柾目の木だけを使って建築された家屋は珍しく、和歌山県の観光地の一つとして推奨してくれました。有吉佐和子さんの「紀ノ川」の映画ロケでも登場した屋敷で是非、訪れて欲しいと話してくれました。

木目は厚さが違うことは知っての通りです。南側は光が当たるため成長が早く木目は太くなり、北側は光が当たらないため木目は狭くなります。多くの木は木目の厚さが違うのです。では木目の厚さが均一な柾目の木はどうして存在しているのでしょうか。柾目の木は100本に1本程度とされ、とても貴重な建築用の木材料となります。

柾目の木になるには、周囲に多く木がありそれらの木に囲まれている中心にあることです。森の中心にある木は光が当たり難いため、木目が狭く、しかも均一の厚さで成長しているのです。木の周囲に日が当たらないことで成長は遅いのですが、均一に成長しているので厚みか狭い柾目の木になるのです。

津田屋敷はそんな柾目の木が使われた家屋であり、是非訪れて欲しい場所だと説明してくれました。

貴志川線のたま駅長。現在は二代目のニタマ駅長がいます。アジアの国からの観光客だけではなくアメリカからも多くの観光客が貴志川線に乗車していると聞きました。この方が先日、伊太祁曽駅に降りたところ、たくさんの観光客がいたので話しかけたところ、ニューヨークやサンフランシスコから貴志川線に乗車するために来ていたそうです。伊太祁曽駅には、よんたまがいて、観光客は写真撮影をしていたそうです。

貴志川線は通勤や通学のための電車であると共に、観光電車としての存在価値があるので、和歌山県の大切な観光資源だと説明してくれました。