和歌山文化協会茶道部会の会合に出席しました。ご部会の活動している名称は「ささゆり会」で、お茶に関係のある花を育める人になりたいと願いを込めて命名されています。
「ささゆり会」は茶道部会で活動していることの情報発信と、会員が文化活動として活動領域を拡大することが目指すところです。
開会に際して会員の方が日本舞踊を舞ってくれました。オープニングに日本舞踊を披露してくれることで、昨年の「ささゆり会」の会合を思い出せます。思い出せる記憶があることは幸せなことで、毎年実施していることが積み重なっていることを実感できます。
今回も日本舞踊、抽選会などのイベントを先に実施して、挨拶と懇親、茶道を楽しむ機会は後の時間にまわすことになっていました。
一通りの会の流れを終えた後に開会の挨拶をさせていただき、会員同士の交流を楽しむことができました。
今回は茶道を通じて人生を学ぶ機会となりました。「何十年も生きてきた後に残るものは何なのか」。それがテーマだったように感じます。人との別れを幸せだったと感じるのか、後悔と感じるのか。親しい人の死に接して何を感じるのか。また死を宣告された人との後悔しない接し方や後に残された時の心境など、人生の経験者が自らの経験を通じて学んだことを伝えてもらいました。
次回の会報に、「ささゆり会」で学んだことについての原稿の依頼をいただいたので、書くことになりました。皆さんの代表として書くことにしています。
津秦自治会主催の防災研修会が開催されたので、お手伝いに行ってきました。これまで防災訓練や研修会は何度も実施していることから、事前相談を受けた時に「楽しくて記憶に定着するものをしよう」ということと「自治会館などの避難所生活で役立つ防災用品を紹介しよう」という企画になりました。
そこでゴスペル亭パウロさんに依頼をして「防災落語」、「振り込み詐欺防止落語」をしてもらうことになりました。防災用品に関しては和歌山防災用品研究所から紹介してもらうことになり、今日を迎えました。
ゴスペル亭パウロさんの防災落語は楽しくて、災害に備えてやるべきことが盛り込まれていたので、学びと記憶に残る内容になりました。パウロさんは防災落語をするために防災士の資格も取得しているので、本格的な防災知識を詰め込んだ落語になっていました。
また今回の防災落語は、災害への備えを母と子どもが話し合って知識を深めていくことがテーマになっていますが、第二弾の防災落語も創作中だと聞きました。第二弾は避難所での生活がテーマになっているようなので、第二弾の防災落語を聞く機会も楽しみになりました。
参加者に防災落語の感想を伺うと「楽しくて役立ちました」、「防災知識を得ることができました」、「自治会館に逃げ込むことを目指します」などの意見を聞くことができました。研修会を終えて、何か一つでも気づきや学びがあることが大きな成果です。意見をもって感想を話せることが大きな成果なのです。もし今回の防災研修会を受けていなければ、今日伝えてくれた防災に関する知識は得られなかったのです。「自らの意思で参加して得られるものは大事にしたい」そう思います。
また和歌山県から「和歌山県防災ナビアプリ」の紹介をしてもらいました。災害発生時に避難に役立つ機能、情報が掲載されているので、この和歌山県防災アプリを活用して欲しいと思います。
また防災用品研究所からは、避難所で役立つシールセットや椅子があればベッド機能を持たせられる椅子ベッドの紹介を行いました。
皆さんの防災意識向上と万が一、災害が発生した時の行動に役立つ内容だったと感じています。