活動報告・レポート
2018年5月26日(土)
海草・向陽同窓会東京地区総会
海草・向陽同窓会東京地区総会

海草・向陽同窓会東京地区総会に参加しました。向陽高校の校長先生、事務長と共に東京都内の同窓会場に行き東京地区の皆さんと交流機会を持ちました。東京地区の参加者の皆さんは元気があり、心から同窓会を楽しんでいると感じました。

主催者の挨拶に立った東京地区楠井同窓会長から「有名な片桐会長です」と紹介を受け、この会の冒頭に挨拶をさせていただきました。

「こんにちは、一年ぶりになります。今回もお招きをいただき出席させてもらいました。昨年は楽しい時間を共有できましたから、今回も楽しみにやってきました。

参加するに当たって、海草・向陽同窓会東京地区のホームページを拝見したところ、楠井会長の挨拶の中で、冨山和彦さんのことが紹介されていました。東京地区同窓会の場で、以前、富山さんは講演されたようです。それで、この冨山さんのお父さんが母校の卒業生だというご縁があってのことだと知りました。今回、和歌山県とご縁がありまして、南紀白浜空港を民営化したのですが、その委託業務を担ってくれることになったのが冨山さん率いる経営共創基盤なのです。

母校にご縁がある方が故郷の空港の運営の仕事を受けてくれることになったのですから、和歌山県にとっても向陽高校にとっても嬉しい話なので、東京地区の皆さん方に報告させていただきます。故郷の発展を母校に縁のある方が担ってくれることは頼もしく思う次第です。

また本年度は五年ぶりに同窓会名簿の発刊の年になります。名簿を購入する、しないに関わらず案内しているハガキを返信して名簿作成に協力をお願いいたします。これからの同窓会の開催に役立つものと考えています。

さて昨年から同窓会長に就任以来、学校行事にも参加していますが、母校の空気を感じられてとても良いものです。2か月前の3月、高校の卒業式に参加いたしましたが、自分の卒業式のように感じられ、とても嬉しく思いました。何歳になっても母校から感動を与えてもらっています。先輩、後輩の皆さんには、伝統を受け継いでくれている後輩達を、東京から応援して欲しいと思います。

今日、最後まで皆さんと交流することを楽しみにしていますし、来月、和歌山市内で開催する同窓会でも今日の東京地区同窓会の盛り上がりを紹介したいと思っています。今日、皆さんと一緒に楽しみたいと思いますから、よろしくお願いいたします」という主旨の挨拶を行いました。

また校長先生は母校の学業やクラブ活動などの現況を説明してくれました。向陽高校の伝統は「やれることをやり抜くこと」と「諦めないで粘ること」ですが、校長先生は学生達に「先輩が築いてきたこの伝統を、意識して守っていくように」と話していることを伺いました。伝統は卒業生の志と思いの結晶ですから、それが生き続けていることを嬉しく思います。

海草・向陽同窓会東京地区総会

総会での挨拶に続いて交流会に移りました。

その席で、東京同窓会楠井会長からは、冨山さんの話を聞かせてもらいました。楠井会長と富山さんのお父さんは同窓生であり同じ会社で働いていたと聞きました。とても優秀な人で、当時、オーストラリアから鉄鉱石を輸入するための交渉を担当していたそうです。わが国がオ−ストラリアから鉄鉱石の輸入を決めたのは初めてのことで、画期的な交渉をまとめた人だったと聞きました。

また昨年お会いした皆さんからもたくさんお声をかけてもらいました。東京同窓会では総会に向けての役員会を開催し続けていること、それ以外にも仲間が集まり懇親会を実施していること、都内の大学に進学した同窓生に呼びかけていることなどの話を聞かせてもらいました。

今回の幹事さんからは、「都内の卒業生の人に呼び掛けて、新しい人達にもっと同窓会にきてもらいたいと思っています」と話してくれました。

そして過日、和歌山市に戻り、向陽高校を訪ねてくれた方は写真撮影をしてくれていて、写真をスクリーンに映し母校の今を紹介してくれました。同窓生の懐かしくて喜ぶ顔が印象的でした。

同窓会の最後は向陽高校の校歌斉唱でしたが、都内の同窓会場で歌う校歌はとても良いものでした。

東京の同窓会に来て良かった。来て楽しかった。と思える東京地区同窓会でした。都内で活躍している同窓生と会って交流することは刺激になり、和歌山県の同窓生として頑張らなければと思いました。皆さんに感謝しています。