活動報告・レポート
2018年5月22日(火)
ちょっといい話
ちょっといい話

ちょっといい話を聞きました。中学校の時、少し悪くて補導経験のある生徒からの話です。もう30歳代になっているのですが、ご一緒した時に昔の話をしてくれました。

「中学生の時は悪くて補導されて学校に行けなかったこともあります。その時の担任の先生も生徒指導の先生も、一度も面会に来てくれませんでした。関わりたくないのか、面会しても私は変わらないと思っていたからだと思います。

そんな時、毎週、面会に来てくれた先生がいました。それが片桐さんも知っているX先生です。X先生も当時、私の行っていた中学校の先生だったのですが、担任でも生徒指導の先生でもなかったのです。でも励ましに来てくれたのです。

私は『こんな私にでも構ってくれる先生がいるんだ』と思い、内心感謝していました。言葉では出せなかったけれど、先生のためにも自分のためにも、早くここから出なければならないと思いました。X先生が面会に来てくれていなければ、その後の私はなかったと思います。そこから出てもまた悪さをして補導されていたと思います。

私が改心してみんなと一緒に卒業できたのはX先生がいてくれたお蔭だと今でも感謝しています。だから片桐さん、X先生に会うことがあれば『当時のことは今でも感謝しています』と伝えて下さいね」と話してくれました。

ここで登場するX先生ですが、現在は定年退職していますが社会からの信頼が厚く、教師と違う舞台で今も活躍しています。明るくて面倒見の良い先生ですが、こんな話があったことを知り、「流石、X先生」と思い嬉しくなりました。今も社会貢献している人は、過去においても社会に役立つことを行っているのです。

現役時代にできていたことは年齢を重ねた後でもできるけれど、現役時代にやってこなかったことを、第一線を退いてからやるのは難しいことだと思います。やってきたこと、経験してきたことができることです。

X先生はこんな「いい話」として人の心に残るような行いや指導を、たくさんやってきたと思います。だから今も元気で活躍していますし、X先生のことを「現役の時も良い先生でしたよ」という話を聞くことが多いのです。

この人はX先生への感謝の気持ちを伝えて、仕事へと向かっていきました。元気で社会に役立つ仕事をしていることを、X先生に伝えたいと思っています。

「教師は人を育てる仕事である」そんなことを思いました。人を育てる役割を担っている人の言動はとても重要だと思いました。

命を削る仕事

知人と懇談していたところ、某市長夫人の素敵な話を聞かせてもらいました。それは次のような話です。

「主人は朝起きてから役所に行くまでの時間、その日のスケジュールを見て公務予定などをしっかりと確認しています。帰宅してからはその日の結果を振り返り、その後、翌日の予定を確認しています。いつも市が良くなることだけを考えています。毎日が仕事、仕事です。それが仕事だから止めることはしませんが、本当に命を削っていると思います。以前、政治家は命を削って仕事をしていると聞いたことがありましたが、近くで見ていると正にその通りだなぁと思います。大変な仕事に就かせてもらっていると思うと、大変だけれど頑張ってと応援したくなります」という話です。

知人も「近くで見ていても仕事以外のことは考えていないと思います。余暇を楽しみたいという思いはないと思いますし、市長には『市民のために』という思いがあるだけだと思います」と話してくれました。

命を削って仕事をしている。この姿勢を学ばせてもらうべきだと思いますし、これは正に政治家の生き様です。知人達と懇談した中での感動する話でした。

住民決起集会

和歌山市山口地区で計画されている「産廃処分場建設を許さない住民決起集会」が開催されました。会場には和歌山市長や阪南市長も出席して、経過報告や計画地点での問題点の指摘など報告されました。集会の最後には「事業者の産廃処分場を許さない住民決起集会」集会決議を可決して会を終えました。

産廃処分場建設を許さない住民決起集会 産廃処分場建設を許さない住民決起集会

事業者は平成30年3月22日に和歌山市長に対して「産業廃棄物処理施設設置許可申請〈本申請〉」を提出、また4月5日には和歌山県知事に対して「林地開発許可申請」を提出しています。

しかし本日の集会への参加者は約360人。今日の皆さんの熱心な思い、そして声が届けられると考えています。