活動報告・レポート
2018年5月19日(土)
シャンソンコンサート
IRシンポジウム

統合型リゾートシンポジウムに参加しました。和歌山県としてIRを誘致することを目指して開催したシンポジウムです。経済政策としての一面と社会政策的な一面がありますから、双方の観点で考えたいテーマです。IRは大都市型と地方リゾート型がありますから和歌山県は地方リゾート型のIRを誘致することを目指しています。

その観点からの和歌山県の強みは関西空港に近いことと候補地の近くに観光資源があることです。これは他にない強みなので、強みを生かした構想を立案しています。IRは地域振興と地方創生にどうつなげていくことができるのか。これがポイントとなりますから、和歌山県としての強みを生かせるものだと思います。

IRシンポジウム IRシンポジウム
シャンソンコンサート

和歌山シャンソン協会主催の「パリの風に寄せてコンサート」が開催されました。同協会の顧問として舞台で挨拶をいたしました。

皆さんこんにちは。本日は和歌山シャンソン協会主催の「パリの風に寄せてコンサート」にご来場いただきましてありがとうございます。心より感謝申し上げます。開会に際して和歌山シャンソン協会顧問である片桐章浩から一言挨拶をさせていただきます。

本日は和歌山市にパリの風を吹かせたいと出演者一同、張り切っていますのでよろしくお願いいたします。舞台裏では出演者の皆さんの緊張感が漂っています。皆さんに素敵なシャンソンを聴いてもらおうという思いが伝わってきますから、今日のコンサートを楽しみにして下さい。

さてシャンソンは不思議なもので、同じ歌でも歌う人が違うと違って聴くことができます。それはその人の歩んできた人生や想いなどが歌に秘められているからだと思います。同じ歌詞であってもどう生きてきたかによって表現が違うと思うのです。今日のシャンソンはそんな歌う人の気持ちを感じてもらえるものだと思います。シャンソンが和歌山市にパリの風を吹かせますので、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

そしてコンサートの最後には今年も出演者全員で「オー・シャンゼリゼ」を歌い上げます。会場の皆さんも一緒に歌って楽しんでパリを感じてもらいたいと思います。最後までお楽しみいただきますようお願い申し上げて開会の挨拶といたします。本日はありがとうございます。

シャンソンコンサート

「パリの風に寄せてコンサート」は歌った皆さんが人生の彩を表現してくれました。素敵なコンサートだったと感じています。

今年90歳を迎える一人の方が舞台で挨拶をしてくれました。「長く人生を生きさせていただきました。シャンソンに出合って人生を楽しんでいます。シャンソンは3分間のドラマだという人がいます。もう忘れてしまっていた愛や恋を歌うことで思い出させてくれるので、毎日をとても幸せに感じています。今日も歌うことで昔の気持ちを取り戻せたのでシャンソンは私の人生だと思っています。聴いてくださった皆さんのおかげで幸せな3分間となりました。ありがとうございます」という主旨の挨拶でした。

とても素晴らしい歌と挨拶だった思います。

また今回が初出演の方は緊張していることが分かったので、舞台袖から「大丈夫。普段の気持ちで」と言葉をかけました。歌い終わった後の緊張感から解放された表情が印象的でした。

シャンソンコンサート

シャンソンの舞台は出演者の行き来と共に歌う歌によって人生を表現、振り返っているようです。そして出演者の一人が語っていたように「後ろを向いていても、前を向いていても人生は進んでいきます。それから何歳になっても前に向かいたいと思います。前に向かうことが人生だと思います」というものです。

人生は前を向いて歩くことで展開していきます。今日のコンサートが多くの人にとって前に向かえる人生になっていれば嬉しいことです。

そして最後は「オー・シャンゼリゼ」で締め括りました。軽快で楽しくなるリズムと歌詞が会場に一体感をもたらしました。シャンソンは5月の空気も似合うものです。