活動報告・レポート
2018年5月5日(祝・土)
戦没者追悼式
戦没者追悼式
和歌山県戦没者追悼式

和歌山県戦没者追悼式に出席しました。この追悼式はここ数年、和歌山県民文化会館で開催されているもので、先の大戦で尊い命を落とされ、現在の平和の礎を築いてくれた御霊に感謝の気持ちを伝えるものです。戦没者のご遺族の皆様が忠霊塔にお参りし、その後追悼式に出席して、共に追悼式典で献花をしています。

先の大戦で和歌山県は空襲に襲われ多くの命が犠牲になった歴史があります。またその時に和歌山城も戦火にあい天守閣が崩壊した歴史があります。和歌山市が戦禍に包まれ、多くの犠牲者が出ましたが、そこから復興に向けた先人達の立ち向かう姿があったからこそ現在の和歌山市があり、平和な世の中が築かれているのです。私達は決してそのことを忘れてはいけませんし、次の世代に伝える責務を担っています。

僕がまだ小学生の頃、戦争で和歌山城に爆弾が落とされ火の海になった話を父や母から聞きました。その時は大戦のことをよく理解していなかったので真剣に聞いていなかったような記憶があります。今となってはしっかりと聞いて記憶に定着させておけば良かったと思いますが、戦争の話を聞いた世代の一人として戦争の記憶を伝えるべきだと考えています。

当時、貴志川に疎開していた母が和歌山市の方角を見たところ、「真っ赤な炎が見えた」と言いますから、大きな火の海に包まれていたと想像できます。現在であれば、貴志川から和歌山市の様子を見ることはできませんが、母からは「当時は建築物が少なく何もなかったので貴志川から和歌山城辺りの状況を見ることができた」そうです。

和歌山城のお堀には熱さから逃れるために飛び込んだ人がたくさんいて、命を落としたと聞きましたし、和歌山城の石垣には何か所か防空壕が作られていた風景がありました。僕が小学生の頃は、このように戦争の跡形がまだ残っていました。

今では石垣も整備され防空壕の跡形はありませんし、体験者が少なくなっていることから記憶も遠ざかっているように感じます。

和歌山市が空襲で焼けてしまったと言っても、そんな歴史があったことを知らない若い人が増えていますし、空襲の歴史を語り継ぐ人も減少しているので、毎年開催している戦没者追悼式は意味のあることだと考えています。

歴史に残る負の記憶は風化させないことが、同じことを繰り返さないためにも必要なことです。負の記憶は風化しやすいものなので、体験した人の話をしっかりと伝えていかなれれば、歴史として語られるべき物語の中から消えてしまいます。

和歌山県はここが戦地になった大戦の歴史を後世に語り継ぐためにこの追悼式を実施していますから、ここに関わる私達は語り継ぐべき人としての役割を自覚したいと思います。

ナームの会
ナームの会

隔月開催しているナームの会に参加しました。この会では若いお坊さんが講師となり卓話をしてくれます。若いお坊さんにとって人に話をすることは将来の役に立ちますし、私達は普段接点の少ないお坊さんの話を聞いて学ぶ機会となります。

今日は木谷さんが昨年5月に続いて卓話をしてくれました。健康に生きる方法や不健康にならないための話をしてくれました。健康でいるためには頭を使う訓練が必要なので、歌に合わせて腕を動かすなどの簡単な訓練方法を示してくれました。簡単といっても難しいと感じるから訓練になるのであって、慣れてきて出来るようになってしまうと頭の訓練にならないそうです。慣れないことをすることは訓練になると知っておくと、挑戦することに尻込みしなくなりそうです。

どんなことも経験することで慣れてきますから、常に新しいことへの挑戦が大切だということです。よく言われることですが、年齢に関係なく新しいことに挑戦する気持ちを持ちたいと思います。