今年は第89回目のメーデーが開催されました。初夏のような気候の中、知事や和歌山市長、海南市長も出席した盛大な式典となりました。連合和歌山が主催ですが、連合和歌山の考え方の素晴らしいところは、非正規労働者の処遇や就職難の時代に学校を卒業し労働環境に恵まれていない労働者のことも考えている点にあります。構成員だけを守るのではなくてそれ以外の労働者の生活を守ることも目指した取り組みをしているのです。
つまり労働行政と同じ取り組みを目指していること、同じ雇用確保を目指しているということになります。県や和歌山市、海南市と同じ方向性を向いて活動を行っているので、県や市との連携が図れていると思います。今日の式典の来賓挨拶の内容から、県や市と連携が図れていることが分かりました。和歌山県内の雇用確保のため労働行政と連合和歌山の連携と取り組みが大切だと考えています。
竈山神社内でスケボーイベントを行いました。このイベントは、平成30年2月県議会の僕の一般質問を傍聴してくれた方が質疑を聴いて「スケボーをやっている若い人たちを応援しよう」と燃えてくれたことから実現したものです。
竈山神社の協力を得て神社内にバザーや飲食のお店を出店させていただき、皆さんに来てもらうと共に、スケボー練習場の設置を求める署名活動を行いました。そして実際にスケボー実演をしてもらうことで、来てくれた皆さんにスケボーを知ってもらいたいと考えての企画です。スケボーの愛好者は増えていますが、和歌山市内に練習場がないので大阪や奈良に出掛けて練習をしている状況です。地元に練習場が欲しいというのが、愛好者の強い願いであり実現させたい夢なのです。この夢を実現させるためのお手伝いを買って出てくれたのが主催者のSさん達で、家族総出で準備と広報そして出店など実施してくれたのです。
この日のために手作りプリンやカレーの仕込み、飲み物の仕入れ、バザー用品を集めてくれるなど、大変な思いで実施してくれたのです。この思いをスケボー愛好者が感じ、受け取って次の行動につなげて欲しいと思います。
竈山神社の宮司さんもイベントに来て協力してくれるなど、応援する人が広がろうとしています。後は主体となるスケボー練習場を欲している競技者の皆さんの団結力と盛り上げを図る活動に掛かっていると言っても過言ではありません。
主体となる人が燃えなければ、応援する人を燃え上がらせることはできません。そのことに関心のない人に関心を抱いてもらい、実際に活動してくれるようにするのは並大抵のことではありません。人の心を燃えさせる必要があるのです。人の心を燃えさせるためには、主役の熱意が伝播する必要があるのです。熱は伝播する性質を持っていますが、主体が熱を発しなければ相手に伝えることはできません。
スケボー愛好者、競技者の団結力と、スケボーに関心のない人に練習場の必要性を訴える熱心な取り組みが実現に向けての鍵となります。
今日のイベントを通じて、そのことを発信することの重要性を考えました。
三田フォトクラブ主催の写真展を訪れました。今回が18回目となる写真展ですが、会員の一人に聞いたところ「当初は数年続けられたら良いと思っていました」と話してくれました。それが18回も続いているのは「毎年一回開催する写真展が目標になっていること、その目標を達成するため毎月一回会員が集まって、お互いの作品の講評をしていること」にあるようです。
目標を設定し、それを実現するために毎月集まって作品の評価を行っていることが継続する力になっていると感じています。それぞれの思いが詰まった作品は見応えがあり、特に解説してもらいながら鑑賞したので、作品に込められた意味の深さを感じることができました。
毎年、写真展の案内をいただいていることへの感謝の言葉を伝え、作品を鑑賞させていただきました。
NPO法人和歌山シルバーユニオン笑の会の総会が開催されました。平成29年度の活動を振り返り、予算決算と活動計画案の承認を受けました。また新年度の役員体制の承認も受け、引き続き理事として活動をすることになりました。
平成29年度は、大阪で2025万博を開催するための署名活動や南方熊楠について学んだこと、鶴保参議院議員からエネルギー問題と宇宙開発についての講演会を開催したことが主な行事でした。いずれも心に残る活動で会員からも「今も活動したことは記憶しています」という話もあり、充実した一年になっていることを感じました。
総会後に会員全員が最近の活動について報告する時間がありました。僕は今日と昨日訪れた竈山神社について紹介しました。竈山神社は神武天皇の兄である彦五瀬命様を祀っている神社で墓所があります。5月8日が命日なので竈山神社で最も大切な日になっています。
和歌山県内に皇族の墓所があるのは二か所だけで、ひとつが高野山もう一か所が竈山神社なのです。彦五瀬命様の墓所は宮内庁が管理しており、墓所は円墳の形状をしています。神武天皇の東征の際、この地で命を落とした兄を祀るためのこの場所が竈山神社となったのです。日本の歴史の始まりの物語がここにあることを知って欲しいことを話しました。
僕の話のメモを取ってくれた会員さんがいて、その後の交流会で「片桐さんの話を聞いて彦五瀬命のこと、そして竈山神社に墓所があることを知りました。知りませんでしたから、とても勉強になりました。故郷の歴史をもっと知らなければいけませんね」と話すために席に来てくれました。
そこで僕から会員の皆さんに「竈山神社の歴史を学ぶために会として現地視察を行いましょう」と提案させてもらいました。皆さんからは「是非、訪ねたい」、「皇族の墓所があることを知らなかったので、是非お参りしたい」などの意見を頂戴しました。
誰でも故郷の歴史には興味があるものです。故郷の歴史を知ることで誇りを持てますし、人に話すことができるからです。しかも日本の歴史の原点になるような物語が竈山神社にあるのですから、地元で興味がない人はいないと思います。竈山神社のできた由来や神武天皇に関する歴史を知らないだけなので、私たちが語る必要があると思います。
皆さんから「和歌山県の歴史を学ぶことができました。覚えておきます」や「帰ってから友人たちにこの話をしたいと思います」などの感想を聞かせてもらいました。こんな感想が聞けただけでも、良い総会になったと感じています。
和歌山市の夜にライブを楽しみました。富山県から来てくれた嵐羽さんの歌を楽しみました。嵐羽さんが和歌山市でライブをするのは二度目で、前回が好評だったことから今回も来てくれたものです。和歌山市の夜の楽しみ方の一つにライブがあります。もっとみんなが楽しめるように和歌山市の夜のイベントを発信したいと考えています。