宮崎幸子さんの絵画作品展を鑑賞してきました。宮崎さんは生後間もなく高熱の影響で小児マヒとなり体が不自由になりました。しかし絵を描くことが好きで絵画の創作活動を行うようになりました。これまでもたくさんの作品を制作して見る人を励まし、元気を与え続けています。今回の作品展もやさしい描き方で「生きていることにありがとう」という気持ちにさせてくれるものです。
作品展を訪れ、この会場を提供している方から「普通は個人の作品展は行いません。宮崎さんの作品は見る人に感動を与えてくれるので今回、展示することにしました」と話してくれました。
壁面に作品が展示され、会場内に温かい雰囲気を作り出してくれていました。既に宮崎さんの作品を大勢の方が鑑賞に訪れていて、「感動しました」、「勇気をもらいました」などのメッセージが寄せられていました。
宮崎さんは自分で移動することは難しいので、この会場に来る時は妹さんと一緒だそうです。宮崎さんは自らのやさしい心を作品に込め、鑑賞する人に勇気を与えてくれています。作品展の空間と宮崎さんの作品がやさしい時間を提供してくれました。
和歌山ゴールドライオンズクラブ結成15周年記念式典を開催しました。クラブが発足してからもう15年も経っていることに驚きます。つい最近、会員になったように思いますが、もう15年目を迎えています。そして結成時からのメンバーも4人となり、少し寂しい感じもしますが、良いメンバーに恵まれていることを嬉しく思います。結成15周年記念式典は、本年度当初から計画していたもので、この日を目指してこれまでにない程の楽しい活動をしてきました。15周年を迎えた一年を振り返ると、たくさんの活動結果が残っています。これだけ充実したクラブ活動を実施してきた年度はないと思います。この充実した一年の集大成が今日の記念式典であり、準備作業も含めて記憶に残る式典となりました。
結成15周年記念式典での僕の挨拶は次の通りです。
みなさま、こんばんは。本日は私達和歌山ゴールドライオンズクラブ15周年記念式典に出席下さいましたこと、心からお礼申し上げます。ありがとうございます。
私達は今日の記念式典を目指して本年度の活動を続けてきた結果、とても充実した年度になっていると感じています。その活動の一部を紹介いたします。
社会奉仕活動として、「子ども食堂の皆さんをディズニー・オン・アイスに招待したこと」、恵まれない子ども達を応援する「こばと学園夏祭りのお手伝い」、若い人たちにも献血を呼びかけた「献血ライブ」、そして、若い人たちに向かって薬物乱用防止を訴えた「ダメゼッタイライブ」を行いました。
後ほど司会者が紹介させていただく祝電を聞いて欲しいと思います。アクティビティを実施した先の皆さんから、たくさんのお礼のメッセージを頂戴しています。これらのメッセージは私たちの活動が確実に社会貢献につながっていたという自信を深められるものであり、この一年の取り組みに誇りを感じるものです。
またメンバーの仲間意識と研鑽を図るために実施したのが「ライオンズクラブ慰霊碑の清掃を行った高野山清掃例会」、平和を考えるための「鹿児島県知覧を訪ねた例会」、戦後の日本経済を支えた巨大施設の「くろよんダムと発電所を訪ねた研修会」などがあります。
これら今年のアクティビティは社会が直面している課題と向き合い、その前提として仲間意識を高めることができていると思います。
また本日の講師としてお越しいただきました田中章二先生とは、今日まで何度も打ち合わせを行ってきました。その中で田中先生から「ライオンズクラブの理念、思いは素晴らしいですね」という言葉をいただくことができました。これも私たちの活動の大きな自信となっています。
本日は、来賓の皆様に自信と誇りを持って活動報告ができることを嬉しく思いますし、ここまでクラブを成長させてくれた先輩クラブの皆さまに心から感謝申し上げ挨拶といたします。ありがとうございます。
以上が僕の開会挨拶の主旨です。
来賓の皆さんの出席と会員の皆さんの協力のお蔭で、良い記念式典となりました。皆さんに感謝しています。