活動報告・レポート
2018年4月17日(火)
絵画展
絵画展

「私の姉が絵画の作品展を開催するのです。私の姉は生まれた直後に高熱が出て小児マヒなりました。体が不自由となり現在に至っているのですが、わずかに動く小指を使って絵を描いているのです」と話してくれました。そこから話をしている中で僕は「おやっ」と思いました。

「もしかしたらお姉さんって杭ノ瀬に住んでいるのではないですか」と尋ねると、「そうです」と答えてくれました。「その画家の方は、10年ぐらい前だと思いますが、僕の議会での一般質問に傍聴に来てくれたことがありますよ。付添いの方と一緒に車いすで来てくれたのですが、その時、傍聴席に段差があり車いすが入れなかったので、車いすが入れる場所を確保してもらったことがあります。その時の議会の状況から車いすの方が自由に傍聴できないことは問題だと思ったので、『傍聴席にスロープを整備するなど車いすの方が傍聴できるように設備改善を図って欲しい』と議会事務局に依頼したことがあります。その後、議会に来てくれたことのお礼を伝えに、また創作活動をしていると聞いたので、作品を見に行かせてもらいました。それが杭ノ瀬だったと思います。だから作品展を開催するのはそのお姉さんだと思います」と答えました。

話をしているとあの時のことを思い出しました。あの時、絵を描いていましたが、寝た状態で筆を動かして作品を作り上げていました。そして何日も何日もかけて作品を描いていると聞きました。

そんなことを思い出しながら、寝た状態で小指だけで絵画を描ける人はそんなに多くないと思うので、同一人物だと思って話したところ、間違いなく同じ人物だと分かりました。話の中からご縁を感じることができる。本当にご縁とは不思議なものです。

「片桐さんが会ってくれたのは間違いなく姉だと思います」という話なので、作品展を見に行きたいと思います。

「片桐さんが行ってくれると姉は喜ぶと思います。こんなご縁があることに驚きます」と話してくれたように、僕も「こんなことがあるのですね。不思議なご縁です」と答えました。人は話してみなければ相手を理解できませんし、会話を進めなければご縁にまで辿り着けないことがあります。

今朝、このご縁の不思議さに驚いていますし、作品展を鑑賞できる日を楽しみにしています。

道路工事

道路拡幅に伴い曲がり角が狭隘になることから車が曲がりにくくなることの調査依頼を受けて現場を確認してきました。生活道路でもともと狭隘な箇所なので、個人の土地を提供して道幅を広げる工事をしようとしていますが曲がり角が問題となっています。そこで曲がり角を車が今よりも簡単に通れるように広く確保するようにするに当たっての問題点があり、それを解消する必要があります。現場に行くことで状況が分かるので、検討したいと考えています。

書道のお稽古

5月の書道作品展に出展する作品を仕上げるためのお稽古に参加しました。作品展の時期から逆算すると、今日のお稽古で作品を完成させる必要があります。僕を含めて生徒は「今日で仕上げる」という意思を持ってお稽古に参加したので、みんなで出展作品を完成させることができました。出展作品に押印をして完成させるまでの作業を行いました。僕が出展するのは今回が三回目となります。

何とか作品を完成させることができたので、責任を果たせて「ホッ」としています。ただ山西先生の書道教室は、楽しみながらお稽古できる雰囲気なので適度な緊張感を味わいながら楽しく作品作りすることができています。

あとは作品展当日を待つばかりです。