活動報告・レポート
2018年4月16日(月)
IKORA PARKS〈いこらパークス〉
黒潮山荘
黒潮山荘

元会社の保養所だった黒潮山荘は、現在はホテルとして運営されています。ここを訪れるのは何十年かぶりだったので、建物に入るととても懐かしく昔のことを思い出しました。初めて白浜町に行った時に宿泊したのがこの黒潮山荘でした。今は当時と別の民間事業者が経営していますが、歴史を重んじて名前はそのままにしてくれています。

これを機会に時々、ここを訪れたいと思います。

今日は相談者からの依頼に基づいて黒潮山荘の付近の状況調査を行いました。現地に入って状況が把握できたので、今後の対応を検討します。

IKORA PARKS〈いこらパークス〉

白浜町に誕生しつつある施設が「IKORA PARKS〈いこらパークス〉」です。和歌山弁で、「公園に行こうよ」という意味の施設で、大人のアクションゲームのようなものです。この公園に入るとまるで映画スタジオに迷い込んだような感覚になります。映画のスタジオのセットの中で自分がいるような感じがするので、白浜町の新たな観光名所になれる施設だと思います。リアルなゲーム体験ができる遊戯施設なので訪れる人は、他では体験できないゲームの世界を味わえること必至です。

IKORA PARKS〈いこらパークス〉 IKORA PARKS〈いこらパークス〉

他にもバーベキュー体験もできますし、驚くことに施設は相当広いのですが、まだ新しい施設を増やしている最中で未完成なのです。施設に入らないことにはリアルな感じが伝えにくいのですが、本当に映画のセットの中で自分がいるように感じ、この中で俳優になりきり大人が遊べることができます。

白浜町は和歌山県を代表する観光地ですが観光の前後に、この「いこらパークス」で体験して欲しいと思います。

IKORA PARKS〈いこらパークス〉 IKORA PARKS〈いこらパークス〉 IKORA PARKS〈いこらパークス〉
立谷先生コラム集

和歌山県議会議員の立谷議員の事務所を訪ねました。立谷議員は真面目でとても熱心な先輩議員です。県議会でも熱心に発言をしていますが、自らも白浜町のために複数のプロジェクトを進行させています。地域資源を生かした観光や振興策を実施していることを聞かせてもらいました。

事務所で見せてもらったのが「立谷誠一コラム集」、田辺市内のミニコミ誌に掲載していたコラムを集めた「松ぼっくりコラム集」、そして日本で初めて天然痘のワクチンの開発に成功した「小山肆成」の冊子です。コラム集は白浜町長時代からのもので、立谷先生の考え方や思いが伝わってくるものです。文章は話し言葉と違って、じっくりと読んで解釈できますから考え方がよく分かります。文章はその人を表すものなので、誠実な人柄が分かるコラム集だと思います。

コラム集

また小山肆成は白浜町出身の医師で、日本で初の国産天然痘ワクチンの開発に成功した人物です。和歌山県の医学界では華岡青洲と並び「北の青洲、南の蓬洲」と評価されているようですが、知名度は低くあまり知られていないので、議員は故郷の偉人の名前を広めるために自費出版で「小山肆成」の冊子を発刊しています。話を聞いて、そして実行したことを知り、凄い熱意だと感じました。

サブタイトルに「天然痘の撲滅に立ち向かった郷土の偉人」と記されており、故郷の偉人を後世に残すための取り組みの一つがこの冊子の発刊だと思います。故郷の偉人陸奥宗光伯の功績を教育に生かすと共に後世に語り継ぐための活動をしていますが、その一人が立谷議員です。議員のこれらの取り組みは故郷の偉人への愛着が感じられるものです。

早速、これらの冊子を拝読させていただいていますが、文章から書かれた当時の時代が分かり、議員の熱意を感じることができるものとなっています。同じ時代に和歌山県会議員として活動できていることを嬉しく思いました。

お忙しい中、時間を頂戴してもらったことに深く感謝しています。