活動報告・レポート
2018年4月14日(土)
葵会総会

今回で57回目を迎えたのが葵会総会です。今年もお招きをいただいたので出席いたしました。そして来賓挨拶の時間を頂戴しました。挨拶の主旨は次の通りです。

こんにちは。57回目となる葵会総会にお招きをいただき感謝申し上げます。また挨拶の機会も頂戴しましたこと、心から感謝いたします。

さて例年は議会報告を中心に挨拶をさせてもらっていますが、今回は昨日の感動した話を含めて人について話をさせていただき、それを挨拶といたします。先月から今月にかけて新宮市内、和歌山市内で議会報告を行い、昨日は新しく役職になられた方を対象に議会報告会を行い、引き続いて懇談会を行いました。そこで皆さんと意見交換をしたのですが、とても感動する話がいくつもありました。

僕は良い話をメモする習慣がありますので、昨日は早い目に事務所に戻り、感動した話を記しました。

葵会総会

一人の方から「片桐さんの話を聞いて目が覚めました。もっと真剣に取り組むべきことがあるはずだ。いい加減に仕事をしているつもりはないけれど、水面下の調整や人との関係などにおいて、もっと時間をかけて、もっと信頼関係を作ることも役職として大切なことだと思いました。議会報告を聞かせてもらって本当に良かったと思います」という話を聞かせてもらいました。

別の人からは「仕事で現場に打ち合わせに行くことがあります。地方自治体に行った時、急に仕事がスムーズに運ぶようになった事案があります。今までは時間がかかっていたのに何故だろうと思っていました。それは片桐さんが県に対してその案件の仕事の考え方や手続きに関して事前に説明してくれていたからだと気づきました。私たちの知らないところで活躍してくれている。そんな活動を知りました」と話してくれました。

また「部下は仕事が忙しくなっているけれど、不満も言わないでしっかりと質の高い仕事をしてくれています。それに報いるためにも所得を上げることで期待に応えることが大切だと思っています。そのためにも片桐さんが県政で果たしてくれる役割に期待し、応援しています」と話してくれたことです。

厳しい社会環境下ではありますが、現役世代はしっかりと社会の基盤を担っていることが分かってもらえると思います。これまで築いてきたものを維持し発展させるために、持ち場での役割を果たしてくれているのです。これまで社会を支えてくれている皆さんに安心して下さいと報告できることを嬉しく思っている次第です。

さて5月15日に告示、同月20日に投票が予定されているのが那智勝浦町長選挙です。4月15日付けで一人の県職員さんが退職することになります。その人は南紀熊野体験博で一緒に仕事をした人で、県庁を退職して町長選挙に出馬する意向を固めたようです。昨日、電話で決意などを聞かせてもらいましたが、故郷の町を良くしたいと思っての決断に感動しました。

決断は美しい。そう感じました。決断できる人は美しい。決断することが美しい。そう感じたのです。何も、町長選挙に出ることが美しいと言っているのではなくて、決断することが美しいと感じたのです。

それは会社幹部の方、組織役員の方も同じだと思います。私たちの知らないところで日々の決断、節目、節目の決断をしていると思います。そんな決断をしながら経営、そして組織運営をしている役員の皆さんも美しいと感じたのです。そんな美しい人がリードしている会社や組織が発展しない訳はありません。これからの社会を支えていく現役世代が美しい決断ができる人であることを誇りに思いますし、「先輩の皆さん、大丈夫ですから安心して見守って下さい」と伝えたいと思います。

そして僕も議員をさせてもらっていますが、これらの皆さんと同様に決断できる人間でありたいと思います。引き続いての皆さんからのご支援をお願いして挨拶といたします。

ありがとうございます。

以上の主旨の挨拶をいたしました。交流会では出席者の皆さんから意見や感想を聞かせてもらいました。

  • 「片桐さんの話に感銘を受けました。見えないところでこんな活動をしていることを知りました」。
  • 「発声が素晴らしいです。私は発声の勉強をしているので、話の内容や良し悪しは分かりませんが、声の質は分かります。片桐さんの声は柔らかくて染み込んでくる声ですから、聴く側にとって力強く感じます。声の質が良いこともあり話の印象が良くなると思いました」。
  • 「毎年聞かせてもらっていますが、今年の話も感動しました。」
  • 「決断できる人は美しい、とてもよい表現だと思います。良い話でした」。
  • 「私が新任役職になった時のことを思い出しました。あの時、片桐君がいてくれたので職務を全うできたと思っています。今までずっとそう思ってきました。会社生活を無事に終えられたのは転機にあったあの時、片桐君がいてくれたからだと感謝しています。片桐君は私の先生だと思っているのですよ。そして県議会議員になって立派な活動をしてくれていることを誇りに思います。やっぱり私の先生です」。

先輩の皆さんから嬉しい話を聞かせてもらい、幸せな気持ちに浸りました。皆さんに感謝しています。