活動報告・レポート
2018年4月12日(木)
議会報告会
議会報告会

午前、議会報告会を開催しました。今日のテーマは平成30年度の新政策でした。主に道路行政と都市政策についての説明を行いました。和歌山市内の道路行政の大きな取り組みは和歌山南スマートインターチェンジのアクセス道路計画や、第二阪和国道へのアクセス道路の取り組みについてです。インターチェンジの建設は地域に与える影響が大きく、そこにアクセスする県道の接続も地域に好影響を与えることになります。

平成30年度は南港山東線の秋葉町や西浜3丁目と関戸1丁目までの区間、および和歌山橋本線の和田から吉礼までの区間などのアクセス道路の建設事業予定となっています。

また中小企業支援に関しても和歌山県は積極的な取り組みを行っています。機器の導入や省エネルギーに向けた投資、成長産業の支援など、地元企業の要望に応えられるような施策を準備しています。企業立地に関しても奨励金や金融面での支援も継続して行うので、域内経済の活性化につなげていきたいと考えています。

当初予算を審議する議会を経て平成30年度予算の予算化が図られると、県政が動くことになります。このように議会は現場の仕事へと直結しているものです。県土発展につながるような県政になるよう引き続き議会活動を続けます。

ところで和歌山県の基本的データは次の通りです。

平成27年度の国勢調査と平成27年度全国都道府県市区町村別面積調、平成25年度県民経済計算などによると、人口は約96万人、面積は4725u、県内総生産は3兆5,833憶円となっています。

関西広域連合の人口は約2,205万人、面積は35,005u、府県内総生産は84兆1,496億円の規模となっています。人口は関西で最も少ないのですが、県内総生産の金額は奈良県が3兆5,206億円なので、奈良県よりは大きな数字となっています。和歌山県より上位は滋賀県の5兆9,681億円となっています。滋賀県と和歌山県とでは差がありますが、何とか追いつけるような取り組みをしたいと思います。目標を持つことが数字を上げるために必要なことなので、関西の中の和歌山県を意識した取り組みを心掛けたいと考えています。

今回の議会報告会で出された質問は次の通りです。

  • 当初のIRの立地は全国で三か所と報道されていますが、和歌山県はその中に入れるのでしょうか。
  • 南海トラフ地震に備えて海岸部の庁舎移転を推進すべきだと思いますが、高台移転などの進捗状況はどうなっていますか。
  • 海南市の亀の川などの河川の改修計画の進捗はどうなっていますか。毎年のように大雨の時に地元地域の家屋が水害被害にあっているため、河川の早期改修は大きな課題です。地元住民の安心と安全のためにも早期治水対策を要望します。
  • 県内の公立小中学校、高校の耐震などの改修計画を進めて欲しいと思います。子ども達の安全を守るためにも改修を進めて欲しいと思います。
  • 県内の再生可能エネルギーの状況について教えて下さい。中でも大型のバイオマス発電計画、太陽光発電所計画、風力発電所の計画など地域で問題になっているケースがありますから、地元との関係、立地点の地域環境との調和などを図る必要があると思います。和歌山県では太陽光発電所建設に関する条例が決議されているので、その適用に関しても知らせて欲しいと思います。
その他
  • 調子が悪かった事務所のパソコンが直ってきました。お陰様で快適な作業環境となり、親切で丁寧な仕事をしてくれた友人に感謝しています。
  • 毎月開催している和歌山市内でライブを行いました。和歌山市の夜を音楽で盛り上げることを目指して、この活動を継続しています。