活動報告・レポート
2018年4月10日(火)
小学校入学式
小学校入学式
小学校入学式

本日は和歌山市立の小学校の入学式の日です。宮小学校から招待案内があり出席させていただきました。まだ小学校に馴染んでいないような姿の子ども達ですが、校長先生の話を良く聴いていました。校長先生からは丁寧な話がありました。

「小学生になったらみっつの約束を守って下さい」という話です。

一つは「挨拶をしましょう」です。先生や先輩、同級生、地域の人に会った時は挨拶をすること。みんなが成長を願い、安全を見守ってくれていますから、感謝の気持ちを元気な挨拶で伝えて欲しいという主旨だと思います。

二つ目は「先生や人の話を良く聴きましょう」ということです。子ども達は校長先生の話に対して、「はぁい」と元気に返事をしていたように、しっかりと聴いていました。人の話を素直に聞けることが成長のために必要なことです。一年生の時は素直に聞けるのですが、大人になるにつれて格好をつけるだけとか、「そんなことは聞かなくても分かっている」などの態度になっていくので、人の話を素直に聞くことをしなくなる傾向にあります。しかし人の話し聞けることが成長するためにも、人間関係においても必要なことです。いつまでも素直な心で人の話を聞くことのできる生徒でいて欲しいと思います。

三つ目は「本を読みましょう」ということです。読書習慣はとても大事です。読書は勉強の基本ですが、それ以前に人生に不可欠な習慣です。読書のない人生は人格形成を図れないと思うほどです。本は著者が「自分が経験したことを後に続く人のために何かを残したい。伝えたい」と思って記したものばかりです。人生のルールブックのようなものなので、読書習慣は小学生時代に身に着けて欲しいと思います。

この三つの約束を新入生と一緒に聞かせてもらいました。これは一年生にとっても大切な約束事ですが大人にとっても社会生活の大事な約束事です。

元気に挨拶をする。人の話を聞く。しかも素直な心で。読書をする。全てが人間関係を作るためにも、仕事をする上においても、成長し続けるためにも必要な約束事です。

来賓としてお招きいただきましたが、大切な約束事を聞かせてもらい、得をしたような気持ちになりました。会議や講演会などに「何かを得てやろう」という気持ちで出席すると必ず得るものはあります。「参加しても意味がない」、「たいしたことのない講演会」などと思って参加しても得られるものはありません。全ては心構え次第です。素直な気持ちで人の話を聞くことで得られるものがあるのです。これは小学生の時に身についているかどうか次第です。小学生の時に習慣化していれば大人になってからでも大丈夫ですが、この時代に身に着けないと大人になってから、それまでと違う習慣を身につけることは難しいことになります。

3月の卒業式や4月の入学式に出席して、校長先生や役員の皆さんの話を聞かせてもらうことで、今日の「三つの約束」のように改めて気づかされることがあります。子どもの成長と安全を願って子ども達と接する先生や大人は良い話をしてくれているのです。どれだけしっかりと聞いて自分のものにしていくのか。とても大事なことだと思います。

やっぱり入学式や卒業式は良いものだと思います。短い時間の中に子ども達の6年間、または3年間のドラマがあり、先生を始めとする大人が成長を促そうと励ましている姿があるからです。

入学式や卒業式は人生の節目のようなものなので、その後の人生形成の強い芯の部分になるものだと思います。節目があることで、そこから先に伸びることができるのです。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

紀州フォトクラブ展
紀州フォトクラブ展

和歌山市内で「紀州フォトクラブ展」が開催されました。今回が18回目となる写真展を楽しみました。会員さんがテーマを持ち作品作りをしているので、鑑賞して楽しい作品が並んでいました。

隣で作品を眺めていた方は「お馬さんが可愛いので見惚れていました」と言って、長くその場にいたほどです。案内をいただいて訪ねたのですが「片桐さんが来てくれるとは思っていませんでした」と歓迎の言葉をいただきました。

作品鑑賞と共に皆さんとの交流の時間を楽しむことができました。歓迎していただいた皆さんに感謝しています。