明日の採決を控えて議案と意見書の審議を行いました。常任委員会と予算特別委員会も終えたので、明日の採決に備えることにしています。また知事をはじめとする幹部の方々と意見交換する機会をいただきました。議会一般質問で議論を交わしたテーマに関しても話し合うことができました。県政の課題を共に共有し前進させていくことが私達の役割ですから、しっかりと課題を解決することや、やるべきことを実現することに力を注ぎたいと考えています。
このように本会議で取り上げたことは課題を共有できるので、しっかりと前進させられることを確信しています。
宝塚歌劇出身の方が和歌山市でダンス教室を開き、宝塚を目指す子ども達へのダンスや歌の指導を行っています。自らの体験を子ども達に伝えることと、宝塚は遠い世界ではなくて頑張れば届く世界であることを伝えています。
僕も含めてですが和歌山市にいると宝塚歌劇は遠いため、実際に舞台を見たことのない人が多いと思います。ですから宝塚は遠い世界だと思い、目指すべき目標ではないと思う子ども達もいるような気がします。目指せば挑戦権を得られるけれど、目指さなければ挑戦権を得ることはできません。挑戦しないで結果を得ることはできませんから、まだ目指したいのであれば、目指すことは誰でもできることを教えるべきです。しかし宝塚出身の人が近くにいないことには、子ども達がそこを目指すべき動機付けには弱いのです。
宝塚出身の人からダンスや歌を習えることで、子ども達は「本気でそこを目指せば届く世界だ」と思えるようになります。目指すべきものを近くに感じることで本気になれますから、宝塚出身の人が和歌山市で教室を開いてくれていることを嬉しく思います。
ただレッスンは厳しくて、宝塚を目指すために本気で生徒と向き合っています。宝塚を目指すなら挑戦権は得られますが、結果は勝ち取らなければならないからです。指導は「あと一歩」の努力ができることを目指しています。「もう疲れたから動けない」と思った後に、もう一回、ダンスを踊ることを求めますし、「もう足がくたくたで無理」と座り込んだ後に「ではもう一回やろう」と声を掛けます。
先生は子ども達の体力や技術を把握していますから、無理のないように「あと一歩の努力」ができる子どもに育てたいと思っているのです。この「あと一歩の努力」がとても大事なことで、仮に宝塚に行けなかったとしても、この姿勢が身につくことは他の世界でも成功するための武器になるものだからです。
「全ての子どもが宝塚に行けるものではありませんが、本気で頑張る子ども達を行けるようにしたいと思い指導しています。でも仮に行けなかったとしても社会で生きていける力を備えさせてあげたいと思っています」と話してくれたように、レッスンを通じて生き方を教えてくれています。
生き方を教えられるのは宝塚に入学し、厳しいレッスンを通じて品格や技術、人との接し方など美しいものを通じての人格形成をしてきたから指導できることです。宝塚では集団生活を通じて人間関係を築く訓練もされていますし、104年も続いている伝統的な人格形成の訓練を先輩が後輩に指導し、後輩がそれを受け継いで、またその後輩へと引き継いでいるものがあるようです。そのノウハウはレッスンを通じて指導してもらえる環境がありますから、子ども達は夢持ち、それ目指すことで人として必要なものを身に着けているようです。
ホンモノから指導を受けられる環境は人が成長する過程においてとても大事なことです。会社であればプロの社会人として先輩が後輩を指導して育成しますし、スポーツではコーチが選手を指導して才能を伸ばしています。このようにホンモノから指導を受けることで技術は高められますし成長度合いは早くなります。
宝塚を目指すのであれば宝塚出身の人に指導してもらうことが近道ですから、和歌山市から未来の宝塚歌劇で活躍する人材を輩出して欲しいと思います。和歌山県内には芽を出そうとしている文化がたくさんあることを改めて知りました。埋もれさせることのないように文化度の高い和歌山県を目指したいと考えています。
高齢者と障がい者の方に利用してもらうためのトレーニング施設を併設したデイサービス施設を見学しました。新しいタイプの施設なので馴染みは少ないと思いますが、利用者の交流機会につながると共に体力の維持につながるものだと思います。これからの展開に期待しています。
和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。今日は一人の人に新入会をしていただき嬉しい例会となりました。どんな組織でも同じですが、新人が加わると活性化します。組織は常に新しい息吹を吹き込むことが必要です。私達のクラブも活性化している組織でありたいと考えています。