活動報告・レポート
2018年3月13日(火)
経済警察委員会
経済警察委員会

和歌山県議会経済警察委員会が開催されました。委員として出席し、和歌山県の経済と公安問題について議論を交わしました。僕が委員会で質した項目は次の通りです。

1.サイクリング王国わかやまの取り組みについて

事業費として1,300万円を計上しています。サイクリング王国を目指す方策として、例えば、若い人、特に女性に人気の「ハイドロフラスク」とコラボする企画を提案します。和歌山のロゴを印字するブランドを企画することでサイクリングと共に流行に敏感な女性が訪れてくれると思います。企業とのタイアップ企画は、広報手段として有効だと思いますが如何でしょうか。

2.わかやま歴史物語について

事業費として3,750万円を計上している「わかやま歴史物語」には大いに期待しています。和歌山県内に伝わる100の物語を作成し観光に来てもらうことを目指したもので、情報発信が間もなくだと思いますが、これらの物語の情報発信の仕掛けはどう考えていますか。神武東征であれば宮崎県と、陸奥宗光であれば明治維新150年の取り組みを実施している高知県など先行している県と組んでキャンペーンをすることも考えられますが如何でしょうか。

3.起業支援について

企業誘致と共に和歌山県で起業してもらうことも大切な施策だと思います。関西の府県でも起業家支援を実施していますが、和歌山県として起業家を支援するための、起業家を呼び込むための取り組みについて質問します。和歌山県が支援してくれると思えるしくみが必要です。起業したけれど、「和歌山県は何の支援体制もない」と思われることはマイナスなので、和歌山県で起業すれば後々まで支援体制を整えてくれるように思ってもらえる支援をお願いいたします。

4. 中小企業融資制度実施事業について

中小企業融資制度実施事業として約746億円が計上されています。中小企業経営支援のための制度ですが、依然として、経営者が専門家と共に事業計画を策定して相談に行っても、なかなか融資を受けられないという話があります。何でも融資という訳にはいきませんが、事業継続のため、チャンスを掴むための融資に関しては、しかりとして事業計画書に基づいてできるだけ融資できるような受け皿を整えて欲しいと思いますが、如何でしょうか。

5.企業立地促進対策助成事業について

企業立地促進対策助成事業の中で、県内企業の県外流失防止のため対象となる企業への助成がありますが、どんな場合、どんな企業が助成の対象となるのでしょうか。

6.インターネットを利用した児童買春が問題になっています。その対策として、県警では公用スマートフォンの増強を予算化しています。県内の児童買春の現状はどのようなものでしょうか。
7.具体的に児童が被害に至る過程はどのようなものですか。
8.被害児童の補導や児童買春被疑者の検挙は、どのように進めているのですか。
9.児童買春事案の未然防止策についてお示し下さい。
シルバーユニオン理事会

NPO法人シルバーユニオン笑の会理事会が開催されました。一年間の活動の結果のとりまとめと決算報告、そして平成30年度の活動計画と予算案の原案を作成したものです。

2月、大阪に万国博覧会を誘致するための署名活動をしたことの報告を和歌山市長宛に行ったところですが、これは民間団体として経済産業省に誘致署名を提出したのは全国で初めてのことです。この活動によっても、和歌山県の民間団体が元気であることを経済産業省に対しても示せたと思います。

平成29年度の活動を振り返るとたくさんの結果を残していることが分かります。記事と写真で記録として残していることで振り返りが可能となっています。平成30年度も、和歌山県の元気の素の一端を担えるような活動をしたいと考えています。