五日間の一般質問は最終日を迎えました。登壇した議員は20人で、僕が当選させていただき経験した議会の中で過去最大の議員が登壇したと思います。平成30年度を迎えるに際して熱心な質疑が交わされていると思います。熱意が人を動かす力ですが、この一般質問を経験して熱意は時代を動かす力にもなると感じました。
また本日も、一般質問で取り上げた水素エネルギーの活用や薬物乱用防止に関する感想や意見をいただいています。
以上のような意見をいただいています。一般質問をすることでそのことへの関心が高まります。引き続いて県政の課題を調査し取り上げたいと考えています。
また直近三か月の和歌山県の観光施策について説明を受けました。
現在公開中の映画「グレイテスト・ショーマン」のプロモーションビデオに大阪府立登美丘高校ダンス部が主題歌に合わせて踊るプロモーション撮影を行っています。その撮影の舞台として和歌山市立和歌山高校が使われています。和歌山県観光協会も協力して実現したもので、ハリウッドの話題作のプロモーションビデオに観光施策として協力できたことは大きな成果だと思います。
外国への観光PRとしてイスラエルやドイツにも出掛けています。イスラエルは親日的な国だということで訪日が期待できますし、ドイツからの日本への観光客は比較的多くないので和歌山県観光につなげたいと考えています。
また新政策として検討を続けてきた「わかやま歴史物語」ですが、全体で100の物語のうち6つの物語の完成が近づいてきました。最初に取り上げる人物は、神武東征、紀氏、明恵上人、陸奥宗光、南方熊楠、そして新宮市の偉人として佐藤春夫と西村伊作を取り上げる予定になっています。和歌山県の偉人の物語を訪ねる観光になることが期待できますので、県外に広くPRを行い誘客につなげたいと思います。
またNIKKEIプラス1が調査した外国人が行ゆく「ディープジャパン」で高野山奥之院が一位に選ばれています。神聖な雰囲気と宿坊体験や英語情報の多さなどが評価されているようです。
このように観光の取り組みは連続して実施していることから成果が出ていることが分かります。継続して実施することが成果の継続へとつながっていきます。
行政改革・基本計画等に関する特別委員会が開催されました。委員として出席し、「中期行財政経営プラン」の取り組み状況の質疑を行いました。特別委員会における僕からの提言は次の通りです。
- 職員減少の背景は理解しているが行政課題の増大や働き方改革で超過勤務の制限などの必要性があることから必要以上の人員削減は一人当たりの負荷が増えることも考えられます。職員さんの負担増大にならないような行財政改革に努めて欲しいと思います。
- 新政策に予算を振り向けることは理解していますが、過去の政策で成果があり、その政策を廃止することで今後の成果が見込まれないこともあると思います。政策廃止しても成果の歯止めができていれば問題はありませんが、取り組んだ政策の個別検証をしながら廃止して欲しいと思います。