活動報告・レポート
2018年3月2日(金)
県議会定例会
祝辞

昨日の向陽高校の卒業式は感動する祝辞の連続でした。今日も卒業式の余韻が残っていますし、参加された皆さんからも感想を聞かせてもらっています。感動の祝辞が数々ありましたが、その中で教育委員会の祝辞では郷土の偉人陸奥宗光伯のことが紹介されました。生徒に郷土の偉人の生き方を伝えようと、陸奥宗光伯のエピソードを取り上げた教育委員会の気持ちが伝わってくるものでした。

「昨年、没後120年を迎えた郷土の先人であり、外務大臣を務めた陸奥宗光もその一人です。陸奥宗光が子どもに残した言葉に『事の失敗に屈すべからず。失敗すれば失敗を償ふ丈の工夫を凝らすべし』というものがあります。この言葉は、失敗に挫けず、その失敗を補う工夫をして、粘り強く挑戦することの大切さを説いたものです。陸奥宗光の偉業の一つである外国との不平等条約の改正も、一度や二度の会談で実現できたものではなく、長きにわたる交渉の積み重ねの末、成し遂げたものです」と陸奥宗光伯の生き方が紹介されました。

郷土の偉人の生き方を卒業式の祝辞で伝えてくれたことは嬉しいことであり、生徒の心に残って欲しいと願っています。

卒業式から一夜明けて、卒業生は改めて感動を噛みしめていると思いますし、これからの生き方などに悩んでいると思います。こんな時に、昨日の祝辞に込められた人生の先輩方からのメッセージが役立つと思います。卒業生の皆さんの人生が素晴らしいものになることを祈念しています。

県議会定例会

県議会定例会は平成29年度補正予算案の採決が行われました。委員長報告の後に採決が行われ、その結果、補正予算案は全て可決されました。引き続いて平成30年度の当初予算案や新政策に関する一般質問へと議会は進みました。僕の一般質問は3月6日の火曜日、午後2時頃からを予定しています。本日、議長宛に一般質問の通告を行いました。通告項目は次の通りです。

1.周遊観光について

・外国人観光客を和歌山県に呼び込む方策について

・外国人観光客の消費額を増やすための方策について

・観光行政と飲食店等との連携について

2.薬物乱用防止について

・薬物事犯の検挙状況について

・条例による規制の効果や県民を守るための方策について

・和歌山ダルクとの連携について

3.水素社会実現に向けた取組について

・水素エネルギーの導入に向けた県の取組について

・水素自動車の導入や水素ステーションの設置について

4.スケートボードについて

・スケートボードの練習場整備について

来週の一般質問では以上の通告に関して質疑を交わすことになります。皆さんからのたくさんの意見をいただいていますし、応援メッセージもいただいています。顕在化している県政の課題、潜在的な県政の課題についても質疑を交わしたいと考えています。

その他

邦桐会の会合を行いました。若い人達が中心の会で、意見交換を通じて県政に関心を持ってもらいたいと考えています。継続的に実施していることから、会話の中から県政の関心が高まっていると感じています。