活動報告・レポート
2018年2月28日(水)
2025国際博覧会誘致署名
2025国際博覧会誘致署名

現在、国を挙げて「2025国際博覧会」を大阪で開催することを目指しています。関西広域連合議会でも「2025国際博覧会」の大阪への誘致推進決議を決議していますし、和歌山県議会としても誘致推進決議をしているように、関西から誘致の機運を醸成しているところです。

そんな中、民間団体の「シルバーユニオン和歌山笑の会」が平成29年から署名活動を続けてきました。ここで集めた和歌山市民の皆さんの署名を経済産業省に持参し、「私達、和歌山市民は大阪に万博を誘致したいと強く願っています。何としても誘致を成功させて下さい」と伝えてきました。

署名を受け取った経済産業省は「2025万国博覧会のことで民間の団体から署名をいただいたのは初めてのことです。和歌山市の、そして民間が署名を集めてくれたことを嬉しく思います」と受け取ってくれました。

和歌山市長に2025国際博覧会誘致署名の報告

本日はシルバーユニオン笑の会の理事が和歌山市長を訪問し、経済産業省に署名を届けたことについ報告を行いました。市長は「皆さんが有志で署名を集めてくれて経済産業省に届けてくれたことを頼もしく思います」と答えてくれました。

続けて「私が高校生の時に大阪で万博が開催されました。月の石を見たことを覚えています」と前回の万博の思い出を話してくれました。

一方、シルバーユニオン笑の会代表は「私たちの世代は東京オリンピックを二度、大阪万博も二度見ることのできる幸せな世代だと思います」と話したように、誘致に成功すれば大阪万博を二度見る機会が訪れることになります。こんな機会は二度とありませんから、誘致活動を続けたいと思います。

和歌山市から2025万国博覧会を大阪に誘致すべきことを発信できたことを嬉しく思っています。また2025万国博覧会は日本万博大阪会場という位置づけであり、日本全体、中でも関西全体で誘致すべきことでもあるので、その一役を担えたことも嬉しく感じています。

大阪で万博が開催されることが決定すれば、隣接の和歌山県にも観光客の来県や経済効果がありますから、何としても誘致を成功させて欲しいと願っています。

さてシルバーユニオン笑の会は津波防災の研修や郷土の偉人の功績を学ぶこと、そして今日的な行政課題について学びを行っている団体です。長い活動の歴史を持つ団体で、行政課題についても学び、できることから行動しようと考えています。

スケボーパーク

スケートボードについて話し合いましたが、やはり熱意に溢れていて「何としても自分達の代で練習場を作りたい。それが子ども達に残せるものになる」という気持ちが伝わってきます。現役世代の責任としてこの問題に取り組みたいという強い気持ちを受け取っています。それを見守る自治会役員の人もいて、世代を超えて和歌山市にスケボー練習場を作りたいという思いが満ちているように感じます。

スケボーは必ずしも若者だけのものではありませんが、若者文化に理解のある和歌山県でありたいと思います。活動の目標は2020東京オリンピックです。このオリンピックに和歌山県からスケボーの代表選手が誕生するかも知れないので、そうなれば和歌山県全体で応援できる環境を整えたいと思います。

今回の議会一般質問で、スケートボードパークについて取り上げることにしています。議会一般質問でこの問題を取り上げることでスケボー練習場の設置に弾みがつくよう頑張っています。

ところでこの問題に関わりだしてから、若い人たちが参加している比較的新しいカルチャーを支援する箇所が曖昧であることが分かりました。若い人達の声を行政に届ける機会が少ないことも原因だと思いますが、行政が若者文化を支援する体制をこれまであまり重視していなかったかも知れないと感じました。若者文化振興はこれからも続く課題でもあるので、理解する和歌山県でありたいと感じています。