活動報告・レポート
2018年2月27日(火)
議会報告会
県政報告会

午前は県政報告会を開催しました。今回は平成30年度の新政策を中心に説明を行いました。他に条例案件として太陽光発電所建設に係る条例案を取り上げ、その概要を解説しました。

地元への計画を事前に提示することや地元説明の必要性を義務付けることになり、大規模開発を伴う太陽光発電の建設は現状よりも慎重になると思われることなどを伝えました。

また台風21号災害からの早期復旧の取り組みや抜本的な治水対策、災害に備えた道路網の整備にも触れました。

主な質問として、太陽光発電の買い取り期間が経過した後の撤去などの指導や、今後はどの程度の太陽光発電建設の規制強化につながるのかなどがありました。大規模な開発を伴う太陽光発電への関心が高く、また大型の風力発電所建設を規制することは可能なのかどうかの質問もありました。

議会報告会
議会報告会

午後7時から午後10時まで、「第62回片桐章浩を応援する会」主催の議会報告会を開催しました。今回が62回目となりますから、もう5年以上も議会報告会を継続していることになります。毎回思うことですが、この報告会を実施する度に継続する力を感じます。

今回は、午前の県政報告会と同じく平成30年度新政策の報告を行いました。総合的な洪水対策の推進、災害に備えた道路網の強靭化、和歌山市内中心市街地のまちづくり、南紀白浜空港の活性化、子どもの貧困対策などを取り上げました。

皆さんの関心事は台風21号災害からの早期復旧について、和歌山南インターチェンジの完成と周辺の整備、構想段階の道路の具体化などでした。

今回の報告会の時間は約3時間で皆さんとの懇談と質疑応答が多く、いつも以上に賑やかで活発な報告会となりました。

外務省外交史料館

外務省外交史料館で明治150年記念展示として「国書・親書にみる明治の日本外交」開催の情報をいただきました。この展示の主旨は次の通りです。

「幕末の日米和親条約調印を機に,欧米諸国を中心とする国際秩序に参画することになった日本は,明治時代,新たな国際関係構築の歩みを始めます。政府は欧米諸国の制度・技術・文化を吸収しながら,近代化を進め,諸外国との国交樹立や国境画定,不平等条約の改正などの外交課題に取り組みました。そして,日清・日露戦争を経て,日本は欧米列強と並ぶ国家へと成長していきます。本展示では,外交史料館が所蔵する国書・親書を通して,明治期の日本外交の歩みをご紹介します。現在にまでつながる国の基本的な形を築き上げた明治の時代を振り返り,国際社会に踏み出して行った明治の日本人の姿に思いを馳せていただく機会となれば幸いです」というものです。

紹介されている主な展示資料は次のものがあります。

慶応4年1月11日(1868年2月4日)イギリス女王ヴィクトリア発明治天皇宛駐日イギリス特命全権公使パークスの信任状や、明治28(1895)年2月18日清国皇帝光緒帝発明治天皇宛日清講和会議の際に李鴻章が持参した全権委任状、明治38(1905)年11月1日イギリス国王エドワード7世発明治天皇宛駐日イギリス特命全権大使マクドナルドの信任状、明治43(1910)年6月22日清国皇帝宣統帝(溥儀)発明治天皇宛駐日清国特命全権公使胡惟徳の解任状などが展示されているようです。

今回は凄い資料が展示されているので、機会を見つけて鑑賞したいと考えています。