活動報告・レポート
2018年2月21日(水)
県議会開会
県議会開会
県議会開会

平成30年2月県議会が開会しました。平成30年度予算案の審議や太陽光発電所建設に関わる条例案などの提案があり、特に大事な議会だと位置付けています。予算案が示されるということは新政策も具体化されることになり、平成30年度の和歌山県政の方向性が定まることになります。3月16日の閉会まで議会定例会に挑みます。

県議会定例会で知事から平成30年度の主な新政策が示されました。

ベンチャー企業を県外から呼び込むための企業誘致奨励金制度を創設します。6次産業化や規模の拡大、法人化を目指す人の支援の施策となっています。先日、県外から和歌山県で起業する意思を持つ経営者が和歌山県を訪ねてくれましたが、支援制度は立ち上げ資金の支援となっており、それに加えて「和歌山県がベンチャー起業家を支援しようとする気持ちが伝わるものです。和歌山県が歓迎してくれていると思えるので好感が持てます」と話してくれたように、受け入れる県の姿勢が表れています。

何もしなければ県外から和歌山県に来て起業してくれる人は多くはありません。起業家の支援は若い人を迎えること、その仕事に関わる人との取引や交流によって地域への好影響があると予測できるので、この制度を通じて和歌山県に多くの起業家を呼び込みたいと考えています。

観光振興に関しては長期滞在化の推進を図ることにしています。そのために県内各地を周遊できる観光地を連携させる必要があります。外国人観光客の周遊と長期滞在化を図ることで県内消費拡大に結び付けたいと考えています。

平成29年の台風21号被害に鑑み、被災した道路、河川砂防施設などの本格復旧に取り組むと共に、台風や集中豪雨による被害を軽減するため主要河川の整備など総合的な洪水対策を推進することにしています。

また紀伊半島は、世界的旅行ガイドブックの「ロンリープラネット」の「訪れるべき世界10地域」のベスト5に選出されていますから、この時期を逸することなく外国人観光客誘致に努めたいと考えています。

このような新政策を含めた平成30年度予算案は約5,534億円としています。財政健全化を図りながらの予算編成となっています。

また条例案として、議案第44号は太陽光発電の設置、維持管理等に関する計画を事業者が作成し知事の認定を受けることなどのしくみを設けるのです。大規模開発を伴う太陽光発電所の建設に関しては、事前に計画の公表と地元説明会を開催するなどの手続きが必要になります。

このような議案が提案されたので、明日以降から審議に入ることになります。ただ2月中は平成29年度補正予算案の審議となり、当初予算案と条例案の審議は3月に入ってからの審議となります。

県議会議員として三期目の三年目に入ろうとしています。これまでも本会議で一般質問を続けてきましたが、今年も変わらず挑む姿勢を持ち続けたいと考えています。三期目の議会は今回の2月議会、6月、9月、12月、そして平成31年2月の残すところ5回となりました。この期も皆さんの声を県政に反映するための議会活動に努めます。

この議会において僕からは、水素社会到来に向けた和歌山県の取り組みや、関西へのインバウンド観光に来ている観光客に和歌山県を周遊してもらうための取り組み、新規起業家の支援について、そして薬物乱用防止のための取り組み、和歌山市観光の中の和歌山城の活用についてなどを提言したいと考えています。

ライブハウス

和歌山市内のライブハウスで開催されたライブに行ってきました。今回は7組のミュージシャンがそれぞれ3曲ずつ歌うライブ方式でした。和歌山市のナイトライフとして飲食の後の時間にライブを楽しむスタイルを提案するものです。オーナーから「この取り組みを見に来て欲しい」と話をいただき、今日のライブに参加したものです。

和歌山市でゆったりと大人のライブを楽しめる空間と時間は多くはありません。地方都市にはエンターテイメントが不足していますが和歌山市も例外ではないので、大人のライブは私達もそうですが観光客に向けて発信できる材料となると思います。

その他
  • 和歌山市を元気にするイベントについて話し合いました。サイクリングなどではメーカーとコラボを仕掛けることで効果が大きくなります。県外の人と協議することで展開が拡大します。
  • 障がい者支援のための取り組みを開始する皆さんと会いました。「社会貢献できることを嬉しく思います」と話してくれました。
  • 音楽イベントの実施と広報などに関して話し合いました。地元の音楽イベントのことを、もっと知ってもらいたいと思います。